名前
btfwgetjobdef - バッチジョブ定義の取り出し
形式
btfwgetjobdef [-r] -m {job | proc} -n バッチジョブ定義名 -f バッチジョブ定義ファイル名
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合
btfwgetjobdef -j JDBCデータソース定義名 -u データベースユーザ名 [-r] -m {job | proc} -n バッチジョブ定義名 -f バッチジョブ定義ファイル名
機能説明
バッチジョブ定義データベースに登録されているバッチジョブ定義をバッチジョブ定義ファイルに取り出します。
オプション
-fオプションで指定するバッチジョブ定義ファイル名と同名のファイルがすでに存在する場合、指定したバッチジョブ定義ファイルを上書きします。
取り出すバッチジョブ定義の種別を指定します。
バッチジョブ定義の種別 | 内容 |
---|---|
job | バッチジョブ定義データベースに登録されているジョブ定義をバッチジョブ定義ファイルに格納します。 |
proc | バッチジョブ定義データベースに登録されているプロシジャ定義をバッチジョブ定義ファイルに格納します。 |
バッチジョブ定義データベースに登録されているバッチジョブ定義名を指定します。
バッチジョブ定義を格納するバッチジョブ定義ファイル名を絶対パスまたは相対パスで指定します。
以下のオプションは、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合のみ指定できます。
バッチジョブ定義データベースのJDBCデータソース定義名を指定します。
-jオプションで指定したJDBCデータソース定義名に対応するデータベースユーザ名を指定します。データベースユーザ名には“btfwadm”を指定してください。
なお、指定したデータベースユーザ名に対応するパスワードを入力するための問合せを行います。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)またはInterstage運用者
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
ジョブ定義をファイルに取り出します。 (-mオプションに“job”を指定、-fオプションに“/tmp/jobname”を指定)
# btfwgetjobdef -m job -n jobname -f /tmp/jobname |
プロシジャ定義をファイルに取り出します。(-mオプションに“proc”を指定、-fオプションに“/tmp/procname”を指定)
# btfwgetjobdef -m proc -n procname -f /tmp/procname |
ジョブ定義をファイルに取り出します。 (-mオプションに“job”を指定、-fオプションに“d:\tmp\jobname”を指定)
D:\> btfwgetjobdef -m job -n jobname -f d:\tmp\jobname |
プロシジャ定義をファイルに取り出します。(-mオプションに“proc”を指定、-fオプションに“d:\tmp\procname”を指定)
D:\> btfwgetjobdef -m proc -n procname -f d:\tmp\procname |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
上記以外:異常終了
注意事項
-fオプションのバッチジョブ定義ファイル名には、拡張子は含めないでください。本コマンドは出力するファイル名に拡張子を付加します。ジョブ定義の場合は“jdd”を付加し、プロシジャ定義の場合は“pdd”を付加します。
本コマンドが出力するバッチジョブ定義ファイルには、以下のアクセス権が設定されます。
コマンド実行ユーザ コマンド実行ユーザのグループ 0600 |
バッチジョブ定義ファイルを格納するディレクトリの属性に以下を指定しないようにしてください。エクスプローラでディレクトリを選択し、プロパティ画面を表示して確認・設定します。
内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する