名前
btfwstopsvc - バッチサービスの停止
形式
btfwstopsvc [ -c ] [ -f ]
機能説明
バッチサービス(バッチ受付サービス、バッチ実行サービス)を停止します。実行中のジョブが存在する場合、バッチサービスは停止できません。実行中のジョブが存在する場合にバッチサービスを停止する場合は、強制停止オプションを指定します。
また、次回のバッチ受付サービス開始方法(開始モード)を指定できます。開始モードについてはbtfwstartsvcコマンドを参照してください。
オプション
次回開始時のバッチ受付サービスの開始モードを指定します。
本オプション指定時は、初期化モードとします。
本オプション省略時は、継続モードとします。
強制停止します。
実行中のジョブが存在しても、バッチサービスを停止します。強制停止した場合、実行中のジョブは次回開始時に異常終了として扱います。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
次回の開始モードを継続モードとして停止します。
# btfwstopsvc |
次回の開始モードを初期化モードとして停止します。
# btfwstopsvc -c |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了
注意事項
バッチ受付サービスの開始モードを次回開始時に指定した場合、本コマンドで指定したバッチ受付サービスの開始モードは無効となります。
本コマンドの処理を中断する操作([Ctrl]+[C]など)は行わないでください。
バッチ受付サービスへの運用操作コマンドの投入が集中した場合、本コマンドがタイムアウト(約300秒)となり異常終了することがあります。
コマンドの出力結果をパイプを使用して別コマンドの引数とする場合、コマンドがBTFW16903を出力して異常終了する場合があります。このような場合には、パイプを使用せず、リダイレクトしてファイルに出力した後で、別コマンドの入力として使用するようにしてください。
以下に例を示します。
btfwstopsvc > aa; cat aa| 別コマンド |
本コマンド実行時にシステムログ(Windows(R)の場合は、イベントログ)に“BTFW33100”の警告メッセージが出力される場合がありますが問題ありません。
ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合、バッチ実行サービスの停止と連動して停止されるイニシエータと連動して、バッチワークユニットが停止されます。この場合に、バッチワークユニットの停止に失敗したときは、バッチワークユニットおよびイベントチャネルは停止されません。このとき、バッチワークユニットおよびイベントチャネルは手動で停止する必要があります。