名前
btfwstartac - バッチ受付サービスの開始
形式
btfwstartac [ { -c | -w } ]
機能説明
バッチ受付サービスを開始します。バッチ受付サービスの開始方法(開始モード)には以下があります。
初期化モード
すべてのジョブキューを初期化します。
前回運用時に残っていたジョブは、すべて消去します。
ジョブキューの定義追加、定義変更、定義削除を反映します。
ジョブスプールの最大投入可能ジョブ数を反映します。
継続モード
どのジョブキューも初期化しません。
前回運用時のジョブキューの状態、ジョブの状態を継続します。ただし、前回運用時に実行中だったジョブの状態は継続しません。
開始モード省略時は、前回停止時に指定した開始モードでバッチ受付サービスを開始します。
オプション
初期化モードでバッチ受付サービスを開始します。
継続モードでバッチ受付サービスを開始します。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
前回停止時に指定した開始モードで開始します。
# btfwstartac |
初期化モードで開始します。
# btfwstartac -c |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了
注意事項
バッチ受付サービスの初回開始時(製品インストール後など)は、指定された開始モードに関係なく初期化モードでバッチ受付サービスを開始します。
バッチ受付サービスを開始するには、1個以上のジョブキューが定義されている必要があります。
本コマンドを中断する操作([Ctrl]+[C]など)を行った場合でも、バッチ受付サービスの開始処理は継続している場合があります。本コマンドを中断する操作を行った場合は、btfwacinfoコマンドでバッチ受付サービスの状態を確認してください。状態が“start pending”(稼働準備中)の場合は、開始処理は継続しています。状態が“active”(稼働)の場合は、開始処理は完了しています。必要に応じてbtfwstopacコマンドを実行してください。(“start pending”の場合は、“active”になるのを待ってから、btfwstopacコマンドを実行してください。)