COBOL実行基盤インタフェースを含む開発資産を使用し、バッチアプリケーションをコンパイル・リンクします。
COBOL実行基盤インタフェースを含めてバッチアプリケーションをコンパイル・リンクする場合、コンパイル・リンクの設定に、COBOL実行基盤インタフェースが参照する登録集の格納先ディレクトリ名と、リンクするCOBOL実行基盤インタフェースライブラリを追加する必要があります。
追加するCOBOL登録集の格納先ディレクトリ名と、リンクするCOBOL実行基盤インタフェースライブラリを以下に示します。
COBOL実行基盤インタフェースが参照するCOBOL登録集の格納先ディレクトリ名
/opt/FJSVibs/copy
リンクするCOBOL実行基盤インタフェースライブラリ
プロセスモードの場合
/opt/FJSVibs/lib/libapfwcdrcobol_nt.so
/opt/FJSVibs/lib/libapfwcblconv_nt.so
スレッドモードの場合
/opt/FJSVibs/lib/libapfwcdrcobol.so
/opt/FJSVibs/lib/libapfwcblconv.so
業務ロジック部分のコンパイル・リンク・デバッグを実施した後、COBOL実行基盤インタフェースを含めたコンパイル・リンクを行う手順を以下に示します。
コンパイル・リンクの手順
以下の手順で、Interstage Studio のCOBOL/CORBAリモート開発機能を使用したリモートビルドの再実行を行います。
メイクファイルの生成条件の変更
メイクファイルの生成条件に、COBOL実行基盤インタフェースライブラリとその登録集のパスを追加します。
メイクファイルの生成条件の変更方法については、“Interstage Studio ユーザーズガイド”の“メイクファイルの生成条件の変更”を参照してください。
メイクファイルの再生成
メイクファイルを再生成します。
メイクファイルの再生成の方法については、“Interstage Studio ユーザーズガイド”の“メイクファイルの再生成”を参照してください。
リモートビルドの実行
再生成したメイクファイルを使用して、バッチアプリケーションをコンパイル・リンクします。
リモートビルドの方法については、“Interstage Studio ユーザーズガイド”の“リモートビルド”を参照してください。