単体ジョブのテストは、バッチジョブ定義で登録した、すべての単体ジョブについて実施します。
以下に単体ジョブのテストの流れを示します。
単体ジョブの入力データの準備
バッチアプリケーションの入力ファイルが必要な場合は、入力ファイルとして指定しているファイルを用意します。入力ファイルは、外部仕様で設計したファイル形式と同一にします。
単体ジョブのジョブネットへの登録
ジョブスケジューラからジョブが起動できるように、ジョブスケジューラのジョブネットに単体ジョブを登録します。
ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は、本作業は必要ありません。
ジョブスケジューラのジョブネットへの登録方法については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ジョブネットへの登録”を参照してください。
単体ジョブの実行
ジョブスケジューラからジョブネットを起動して、単体ジョブを実行します。
ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は、btfwsubjobコマンドでジョブを投入します。btfwsubjobコマンドの詳細は“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
ジョブスケジューラのジョブネットの起動方法については、ジョブスケジューラ製品のマニュアルを参照してください。
実行結果の確認
ジョブスケジューラを監視して、ジョブネットの終了確認後、ジョブの実行結果を確認します。実行結果の確認は、以下に示すファイルの内容で行います。
ジョブログ
実行履歴ログ
バッチアプリケーションの出力ファイル
ジョブをデマンドジョブとして実行した場合のジョブの終了確認は、btfwjobinfoコマンドで行います。btfwjobinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
ジョブをデマンドジョブとして実行した場合、btfwsubjobコマンドに指定したジョブログファイル名に、実行結果が出力されます。btfwsubjobコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
ジョブログの詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブログ”を参照してください。
ジョブを実行し、以下の項目を確認します。
予期する動作が行われること
正当な処理結果が得られること
既存ファイルと新規に作成するファイルの割当てで問題が起きないこと
不要なファイルが残らないこと