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Interstage Job Workload Server V9.2.0 バッチ開発ガイド

6.2.1 IDLファイルの作成

IDLファイルを“Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ”をインストールしたWindows(R)上で作成します。

IDLファイルの記述形式を以下に示します。

IDLファイルの記述例を以下に示します。

module test1{
    interface   intf1{
        int func( in long  parm1,
                  in short parm2
        );
    };
};


バッチアプリケーションとIDLファイルの関係については、“2.5.3.2 C言語アプリケーションのインタフェース”を参照してください。

IDLファイルの記述形式について以下に説明します。

型宣言

オペレーション宣言の復帰値、およびパラメタで使用する型宣言について、書式と記述例を以下に示します。

基本データ型

[書式]

typedef データ型 データ型名;

[記述例]

typedef short shortdata;
typedef long longdata;
typedef long long longlongdata;
typedef string stringdata;

データ型

IDLファイルで使用できるデータ型、およびC言語とIDLファイルのデータ型の対応について説明します。

サポートするデータ型

IDLファイルで使用できるデータ型は以下のとおりです。

データ型

基本データ型

整数型

short

long

long long

文字列型

string

データ型の対応

IDLファイルのデータ型とC言語バッチアプリケーションのパラメタのデータ型との対応関係は以下のとおりです。

IDLファイルのデータ型

C言語バッチアプリケーションのデータ型

short

short

long

int

long long

long long

string

char*

注意事項


IDLファイルの詳細は、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“IDL定義”を参照してください。