以下にジョブの開発の流れを示します。
作業項目の概要
図に示した作業項目の概要は、以下のとおりです。
ジョブの設計
バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの設計を行います。
バッチアプリケーション開発
バッチアプリケーションの作成と、アプリケーションの単体テストを行います。
バッチジョブ定義の開発
バッチジョブ定義の作成を行います。
バッチアプリケーションのテスト環境への配備
テスト環境にバッチアプリケーションを配備します。
バッチジョブ定義のテスト環境への登録
テスト環境のバッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義を登録します。
ジョブのテスト
ジョブの結合テストを行います。
本番環境へのバッチジョブ資材の移設
結合テストが完了したバッチジョブ資材を本番環境へ移設します。
図で示した作業環境などは、アプリケーションの開発言語および動作OSよって異なる箇所があります。詳細は、本書の各章で説明します。
作業を行う環境について
開発作業を行う環境は、以下のとおりです。
開発環境
バッチジョブ定義を開発するバッチジョブ定義エディタ、およびアプリケーションを開発する開発環境(COBOLの場合NetCOBOLなど)で構成する環境です。
テスト環境
バッチアプリケーションとバッチジョブ定義を結合したジョブをテストする環境です。テストの内容によっては、本番環境と同等の環境が必要です。
本番環境
バッチ業務を運用する環境です。