本書の目的
本書は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”です。
本書は、Interstage Job Workload Serverを利用した業務システムの運用方法について説明します。
本書は、以下の方を対象としています。
Interstage Job Workload Serverを利用した業務システムの運用設計者
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
使用するOSに関する基本的な知識
Javaに関する基本的な知識
J2EEに関する基本的な知識
リレーショナルデータベースに関する基本的な知識
Interstage Application ServerのCORBA、ワークユニット、イベントチャネルに関する基本的な知識
Systemwalker Operation Managerのジョブネットの登録や、監視などの運用に関する基本的な知識
本書の構成
本書は、次の構成になっています。
第1章 運用の概要
バッチ実行基盤の運用の概要について説明します。
第2章 通常運用
バッチ実行基盤の日常的な運用について説明します。
第3章 異常時の対処
バッチ実行基盤の異常時の対処について説明します。
第4章 保守
バッチ実行基盤の保守作業について説明します。
付録A 実行履歴ログ
バッチ実行基盤が出力する実行履歴ログの出力内容について説明します。
付録B ジョブログ
バッチ実行基盤が出力するジョブログの出力内容について説明します。
付録C 他社ジョブスケジューラ製品を使用する場合
他社ジョブスケジューラ製品を使用する場合について説明します。
付録D バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合について説明します。
製品名称
本書では、以下の製品名称を略称で表記しています。
製品名称 | 略称 |
---|---|
Interstage Application Server 9.2 | Interstage |
| Systemwalker Operation Manager |
Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム | Solaris |
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium) | Linux |
Windows(R) 7 Home Premium | Windows(R) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation | Windows Server(R) 2008 |
注意事項
本書で記述されている例は、読者の理解を深めることが目的であり、読者の理解に寄与する範囲だけに限定していることがあります。
したがって、例で指定しているパラメタの値や、出力結果の例が完全にそのまま実運用で使用できるわけではありません。実際の運用環境、および目的に合った値に読み替えてご使用ください。
本製品には、以下の製品機能の一部が同梱されていますが、バッチシステム以外の用途で使用できません。
Interstage Business Application Server
なお、本製品には、以下の製品機能が同梱されており、バッチシステム以外の用途でも使用することができます。
Interstage Application Server Enterprise Edition
本製品には、以下の製品機能の一部が同梱されていますが、バッチシステム以外の用途で使用できません。
Interstage Business Application Server
Interstage Application Server Enterprise Edition
輸出許可
本書を輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。
お願い
本書を無断で他に転載しないようお願いします。 |
著作権
Copyright 2007-2010 FUJITSU LIMITED
2010年1月 第8版 |
変更履歴
追加・変更内容 | 変更箇所 | マニュアルコード |
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V9.2.0提供機能を追加しました。 | - | J2X1-3690-10Z0(00) |