Interstage Application Server インストールガイド −Linux−
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第5章 特定の機能に関する注意事項

5.4 ポータル機能を利用する場合

 ポータル機能を利用するには、インストール後さらにセットアップが必要です。

1) ポータル機能のセットアップ

 以下のシェルスクリプトを実行してください。

/opt/FJSVispw/WEB-INF/setup/pwsetup.sh


 以下の対話処理を行ってください。

  1. ポータル機能では、利用者ごとにWeb画面の統合とパーソナライズ環境を提供します。そのため利用者がポータル機能を利用する際に利用者の認証が必要となります。ここでは、使用するユーザ認証システムを選択します。(注1)
     
    Portalworks sign mode
      1: Portalworks
      2: LDAP
      3: Interstage Single Sign On

    Please specify portalworks sign mode. [1-3,q] (1) :


  2. ポータル機能では情報格納のため、FJSVenaを利用します。このFJSVenaのDatastoreにアクセスするためのパスワードを指定してください。パスワードは省略できません。パスワードは6byte以上25byte以内で指定してください。パスワードに指定できる文字は英数字のみです。
     
    Please specify the password which accesses Datastore used by Portalworks.[?] :
    Please specify the password which accesses Datastore used by Portalworks, again.[?] :
    
    Information for portal component setup.
            Sign mode:      Portalworks

    Do you want to proceed with the installation ? [y,q]:y


    注1) 認証方式には2つのパターンがあります。

2) Interstage Application Serverの設定

 ポータル機能を利用するにはWebサーバに「FJapache」が必要です。デフォルトでインストールされる「FJapache」のWebサーバは削除しないでください。削除してしまった場合は、「FJapache」という名前のWebサーバを再作成してください。

 また、ポータル機能を使用するためには以下の処理を行ってください。

3) 環境設定

 セットアップ後の環境設定については、“Interstage Portalworks 管理者ガイド”の“初期設定作業”を参照してください。
 ポータル機能インストール後にInterstage HTTP Serverをインストールした場合またはGUIインストーラからのインストールをした場合に、ポート番号を変更した際は、“Interstage Portalworks 管理者ガイド”の“Webサーバのホスト名とポート番号を変更した場合の留意事項”を参照し、ホスト名とポート番号の変更を行ってください。


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