Interstage Application Server インストールガイド −Solaris(TM) オペレーティングシステム − |
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第1章 インストール | > 1.6 Web Package機能のインストール |
Web Package機能のインストール作業について説明します。
マルチユーザモードでインストールしてください。マルチユーザモードでインストールする場合は、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認のうえ、行ってください。
以下の手順でインストールしてください。
サーバパッケージCD2枚目を挿入し、任意のディレクトリ上からCD-ROMに格納されているinstall.shにCD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。また、CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。
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注意)
・install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。
・空白を含むパスにはインストールできません。
・すでにInterstageを構成するパッケージがインストール済みの場合、Web Package機能のインストールを実行することはできません。
はじめにシステムパラメタのチューニング等の確認が表示されます。問題なければ、y<RETURN>を入力して、以下の対話処理を行ってください。
+----------------------------------------------------------+ | Interstage Application Server Standard-J Edition V9.0.0 | | | | All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2007 | +----------------------------------------------------------+ 1 セキュリティモードを選択してください。強化モードを選択した場合、続いて2の問い合わせが表示されます。
注)グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。 Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: 3 インストールするサーバタイプを入力してください。Web Package機能は2<RETURN>を入力してください。 注)すでにInterstageのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力せず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。 インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: Web Package機能)[1,2,q]: 4 パッケージの格納ディレクトリを入力してください。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。 インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: 定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]: テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]: 注) 5 ポート番号を入力してください。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: 6 Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信の使用について入力してください。使用しない場合は<RETURN>を入力してください。 Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: 注)「SSL暗号化通信を使用しない(n)」を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。 7 Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。インストールする場合は<RETURN>を入力してください。 Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: 8 表示された情報でインストールを開始する場合はy <RETURN>を入力してください。 インストール情報: インストールパッケージ: FJSVisas FSUNod FSUNtd FSUNextp FJSVjdk5 FJSVxmlpc FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVsvmon FJSVisgui インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用しない Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JRE Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
インストール中にサーバパッケージCD3枚目およびCD4枚目に切り替えを促すメッセージが表示されます。CDを入替えてから1<RETURN>を入力してください。
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システムをリブートします。
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