Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)− |
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第5章 特定の機能に関する注意事項 |
マルチサーバ管理機能を使用する場合、サーバグループに所属するすべての管理対象サーバにおいて、同じインストールフォルダにインストールする必要があります。たとえインストールフォルダに同じフォルダ名を指定しても、短いパス(ショートパス)となり、異なるフォルダ名として扱われる場合があります。
インストールフォルダ名が短いパス(ショートパス)として扱われる場合の条件を以下に示します。
マルチサーバ環境において、インストールフォルダと同じ階層に、フォルダ構成がサーバ間で異なる(重複した名前のフォルダが存在する/しないなど)場合、同じ名前のインストールフォルダを指定してもサーバ間で短いパス(ショートパス)が異なってしまいます。
その結果、管理対象サーバ間で環境定義内容が異なり、サーバグループへ管理対象サーバを追加する際にエラーが発生します。
サーバ名 |
サーバA |
サーバB |
---|---|---|
インストール先のフォルダ構成 |
“C:\Interstage A”が存在する |
Cドライブには、“Inte”から始まるフォルダが存在しない |
指定したインストールフォルダ名 |
“C:\Interstage B” |
“C:\Interstage B” |
インストールフォルダの短いパス(ショートパス)名 |
“C:\INTERS~2” |
“C:\INTERS~1” |
ショートパス名は、コマンドプロンプト上で“dir /X”と実行することで調べることができます。
マルチサーバ環境を構築するにあたり、すべての管理対象サーバのインストールフォルダについて以下を確認してください。
上記の例の場合は、サーバAにおいて、“C:\Inters”の部分で重複しているフォルダ名が存在するため、この部分を重複しないよう“C:\IS”に変更するか、空白を含まないように“C:\Interstage”または“C:\InterstageB”などを指定してください。サーバAおよびサーバBに同じ設定を行います。
なお誤って重複したフォルダ名でインストールした場合は、Interstageをアンインストールし、再インストール時に上記の要領で正しいフォルダ名を設定してください。
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