Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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第3章 インストール時の注意事項

3.4 Systemwalker/PkiMGR、InfoCA、COMMERCESTAGEがインストールされているときの注意事項

 Interstageのサーバ機能をインストールすると、アプリケーションサーバの基本機能として、コンポーネントトランザクションサービスがインストールされます。コンポーネントトランザクションサービスには、サービスを構成する機能の一つとしてEXTPが含まれています。
 EXTPは以下の製品からも使用されるため、以下の製品とInterstageを同一コンピュータ上で運用する場合は注意が必要です。

 上記製品とInterstageを同一コンピュータ上で運用する場合、以下の手順でインストールしてください。

  1. EXTPを使用する他製品のインストール
    Interstageをインストールする前に、上記のEXTPを使用する他製品をインストールしてください。インストール方法については、各製品のソフトウェア説明書を参照してください。
     
  2. 製品ごとの環境削除および環境再構築の実施
    EXTPの移行方法”を参照して、EXTP環境を移行してください。

EXTPの移行方法

 EXTP環境(EXTPの実行環境)は、以下の手順で移行します。

  1. EXTPを使用する各製品の停止
    EXTPを使用している各製品を停止してください。停止方法については各製品のマニュアルを参照してください。
     
  2. 各製品の環境の削除
    既存環境が存在する場合には、csunsetupコマンドを実行し、業務システムをアンセットアップしてください。
      例:業務システムのアンセットアップ
        C:\>csunsetup
     
  3. EXTPパッケージのアンインストール
    EXTPパッケージをアンインストールしてください。アンインストール方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
     
  4. EXTPインストール環境の削除
    下記フォルダおよびフォルダ配下のファイルを削除してください。

    注) ユーザ作成資源が、EXTPインストール先フォルダまたはセットアップ先フォルダ配下に作成されている場合は、その資源をバックアップしてから実施してください。
     

  5. Interstageのインストール
    Interstageをインストールしてください。
     
  6. 各製品の環境の再作成
    製品ごとに、以下の手順で環境を再作成します。
     
    1. 環境の作成
      cssetupコマンドを実行し、EXTP環境をセットアップしてください。
        例:EXTP環境をd:\extp\etcフォルダに対してセットアップする場合
          C:\>cssetup d:\extp\etc
       
    2. 各種定義の登録
      extpdefutyコマンドを実行し、旧環境へ定義していた通信環境定義、ワークユニット定義を登録してください。
        例:通信環境定義が記述されたファイルOTMECCWB.txtの内容を登録する場合のextpdefutyコマンド実行例
          C:\>extpdefuty OTMECCWB
       

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