Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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第3章 インストール時の注意事項> 3.3 Systemwalker Centric Managerを導入するとき

3.3.2 Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバがインストールされているコンピュータにInterstageをインストールするとき

 以下の手順で、Interstageをインストールします。

 なおInterstageが管理サーバの場合は、Systemwalkerのマニュアルを参照してインストールしてください。

1.Systemwalker Centric Managerの停止と環境削除

■Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降および、Systemwalker Centric Manager V11.0L10以降の場合

  1. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
     
  2. “運用環境保守ウィザード”を起動します。
     
  3. “運用環境の退避”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境をバックアップします。
     
  4. “運用環境の削除”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
     

■SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V10.0L10の場合

  1. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
     
  2. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
  3. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerの環境をバックアップします。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mpbkc バックアップデータ格納先フォルダ
     
  4. 再度、2.を実行し、Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
     
  5. 以下のセットアップコマンドを実行します。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup
    初期画面で“Systemwalker Centric Manager環境削除”ボタンをクリックし、環境を削除します。
     
  6. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
     

2.ObjectDirectorのアンインストール

  1. Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします。
     [コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]で“OD_start”サービスを停止します。
     [コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]で“ObjectDirector Server”をアンインストールします。
     
  2. コンピュータを再起動します。
     
  3. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
     
  4. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
  5. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
     

3.Interstageのインストールと停止

  1. Interstageをインストールします。
     
  2. コンピュータを再起動します。
     
  3. -fオプション(強制停止)を指定したisstopコマンド、もしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。
      C:\> isstop -f
     

4.Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動


 ネーミングサービス環境をローカルシステム上に作成している場合は、すでにObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください。詳細は、Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降で提供されている“Systemwalker Centric Manager Interstage,Symfoware,ObjectDirectorとの共存ガイド”を参照してください。

■Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降および、Systemwalker Centric Manager V11.0L10以降の場合

  1. “運用環境保守ウィザード”を起動します。
     
  2. Systemwalker Centric Managerの環境を作成または復元します。
  3. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
     

■SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V10.0L10の場合

  1. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
     
  2. 以下のセットアップコマンド(-mixオプション指定)を実行します。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup -mix
    初期画面で“Systemwalker Centric Manager 環境作成”ボタンをクリックし、環境を作成します。
     
  3. 以下のコマンドを実行し、復元の準備をします。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpfwbs\bin\premprs バックアップデータ格納フォルダ
     
  4. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerの環境をリストアします。リストア作業の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
      C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mprsc バックアップデータ格納フォルダ
     
  5. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
  6. SystemWalker/CentricMGR V5.0L10〜V5.0L20の場合、システム環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
     

5.Interstageの起動

  1. isstartコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
      C:\> isstart

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