Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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目次
索引

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4.1 Interstage管理コンソール起動時の異常
ここでは、Interstage管理コンソールを使用した場合のトラブル事例およびその対処について記述しています。Interstage管理コンソールで出力されたエラーの対処が、“メッセージ集”を参照しても、対処ができない場合や、本事例に該当しない事象となった場合は、技術員に連絡してくたさい。
Interstage管理コンソールでヘルプボタンを押下するとエラーが発生する
以下のエラーメッセージダイアログが発生する場合、対象外のWebブラウザを使用している可能性があります。
ランタイムエラーが発生しました。
デバッグしますか?
行:xx
エラー:'undefined'は宣言されていません。
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利用可能なWebブラウザについては、“インストールガイド”を参照してください。
Interstage管理コンソールの起動時に、以下のエラーメッセージが出力されてログイン画面が表示できない
■Included servlet error: 500/Internal Servlet Error
本現象となる場合は、Webブラウザの設定に誤りがある可能性があります。以下の対処を行ってください。
- Internet Explorerの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で[言語]ボタンをクリックします。
- 日本語[ja]または英語[en]が存在するかを確認します。
- 2.で、日本語[ja]および英語[en]がどちらも存在しない場合は、[追加]ボタンをクリックし、日本語[ja]または英語[en]を選択して追加します。
- Webブラウザを再起動し、Interstage管理コンソールに再接続します。
■無効な証明書を受信しました。あなたの証明書は、認証局によって発行された別の証明書と同じシリアル番号を持っています
本現象となる場合は、WebブラウザにInterstage管理コンソール用の証明書が登録されている可能性があります。以下の対処を行ってください。
- Internet Explorerの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で[コンテンツ]タブを選択します。
- [証明書]欄の[証明書]ボタンをクリックします。
- [信頼されたルート証明期間]タブを選択し、以下と一致する証明書がないかを確認します。
発行先:Interstage Application Server
発行者:Interstage Application Server
- 3.で、該当する証明書がある場合は、その証明書を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
- Webブラウザを再起動し、Interstage管理コンソールに再接続します。
■Internet Explorerではこのページは表示できません(Microsoft(R) Internet Explorer 7の場合)
■サーバが見つからないか、DNSエラーです(Microsoft(R) Internet Explorer 7以外の場合)
本現象となる場合は、以下の原因が考えられます。必要に応じた対処を行ってください。
- 接続先サーバのネットワークが過負荷の状態である可能性があります。netstatコマンドなどでサーバのネットワーク状態を確認してください。
- 指定したURLに誤りがある可能性があります。指定するURLは、本製品のインストール時に設定したInterstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用の有無により異なります。SSL通信の使用の有無により以下のURLを指定してください。
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URL |
備考 |
SSL暗号化通信を使用しない場合 |
http://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/ |
ホスト名:
本製品をインストールしたサーバのホスト名/IPアドレス
ポート番号:
本製品のインストール時に設定したInterstage管理コンソール用のInterstage HTTP Serverのポート番号(デフォルト:12000) |
SSL暗号化通信を使用する場合 |
https://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/ |
- Interstage管理コンソールが動作するために必要なサービスが起動されていない可能性があります。

Windows(R)のサービスから、以下のサービスが起動しているかを確認してください。
- Interstage Operation Tool
- Interstage Operation Tool(FJapache)
- Interstage JServlet(OperationManagement)
起動していない場合は、Interstage Operation Toolを起動してください。Interstage Operation Tool(FJapache)およびInterstage JServlet(OperationManagement)は、Interstage Operation Toolと依存関係を持つサービスであり、Interstage Operation Toolを起動するとすべて起動できます。

以下のサービスが起動しているかを確認してください。
- Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)
- Interstage管理コンソール用Servletサービス
- Interstage JMXサービス
起動していない場合は、以下のコマンドを実行してください。
- Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)
# /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf -s "#ISCONSOLE" -K
- Interstage管理コンソール用Servletサービス
# /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart
- Interstage JMXサービス
# /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstart
OS起動時にイベントビューアにエラーメッセージが出力されることがある 
OS起動時にイベントビューアのシステムログに以下のメッセージが出力される場合があります。
Interstage Operation Tool サービスは起動時に停止しました。 |
本メッセージが出力された場合は、イベントビューアのアプリケーションログを参照し、Interstage Operation Toolが正常に起動されているかを確認してください。
正常に起動されている場合は、本メッセージは無視して操作を行ってください。起動に失敗している場合は、出力されているメッセージを確認し、“メッセージ集”を参照してそのメッセージの対処を行ってください。
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