Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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2.3 サーバマシン起動時の異常
ここでは、Interstageのインストール後、サーバマシン起動時に発生したトラブルの事例およびその対処について説明します。
サーバマシン起動時に、イベントログまたはsyslogにメッセージが出力される
マシン起動時に、イベントログまたはsyslogに以下のメッセージが出力された場合、次に示す2つの原因が考えられます。

- F3FMjs2su: ERROR: 2003: Servlet service failed in the start.

- FJSVjs2su: ERROR: 2003: Servlet service failed in the start.
- Interstage管理コンソール用Servletサービスで使用するJServlet環境定義ファイルのJDK/JREのパスに誤りがあります。
- Interstage管理コンソール用ServletサービスのServletコンテナで使用するポート番号が使用中です。
以下の対処を行ってください。
Interstage管理コンソール用Servletサービスで使用するJServlet環境定義ファイルのJDK/JREのパスに誤りがある場合の対処
- Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを停止します。詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
- JServlet環境定義ファイルの定義項目opmanager.bin、opmanager.envを、JDK/JREをインストールしたパスに従って修正してください。また、JREの場合には、opmanager.envでJDKの“tools.jar”を定義しないでください。
- Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを起動します。詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
Interstage管理コンソール用ServletサービスのServletコンテナで使用するポート番号が使用中である場合の対処
- Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを停止します。詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
- 以下の環境定義ファイルのポート番号を、未使用のポート番号に変更します。
[ファイルの格納先]

C:\INTERSTAGE\F3FMjs2su\conf\

/opt/FJSVjs2su/conf/
[修正する環境定義ファイルと修正例]
- jsgw_apapi.confファイル
ApjServDefaultPort 8909
- jswatch.confファイル
opmanager.port=8909
- jscontainer.xmlファイル
<Parameter name="port" value="8909"/>
- Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを起動します。詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
JDKまたはJREの入れ替えを行う場合の対処
Interstageのインストール後、JDKまたはJREの入れ替えを行った場合には、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“JDKまたはJREの入れ替えを行う場合の対処”を参照して対処してください。
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