Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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目次

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37.3.4 404
404 Not Found
[意味]
指定されたリソースがサーバ上に見つかりませんでした。
Servletサービスを使用している場合
Servletサービスを使用している場合は、“Webアプリケーションの呼び出し時に、Webブラウザにステータスコードやメッセージが表示される場合”を参照してください。
また、以下のメッセージが出力されている場合、以下の対処にしたがってください。
type <出力タイプ>
message <URL>
description The requested resource (<URL>) is not available.
[可変情報]
<出力タイプ>:Status reportなど
<URL> :URL
[原因]
以下の原因が考えられます。
- Webブラウザで指定したURLが間違っています。
- 呼び出したWebアプリケーションのファイルが存在しません。
- Webアプリケーション環境定義ファイルのinit-paramタグの指定に誤りがあります。
- param-nameタグを指定していません。
- param-nameタグの記述に誤りがあります。
- param-valueタグを指定していません。
- param-valueタグの記述に誤りがあります。
- Webアプリケーション環境定義ファイルのload-on-startupタグの指定に誤りがあります。
- load-on-startupタグのパラメタを指定していません。
- load-on-startupタグのパラメタに範囲外の値を指定しています。
- Webアプリケーション環境定義ファイルのサーブレット・マッピングに定義されていないサーブレットを呼び出しました。
- Webサーバコネクタに定義された Webアプリケーション名のアプリケーションがIJServerに存在しません。
[利用者の対処]
Webアプリケーションの存在と、Webアプリケーション環境定義ファイルの設定を確認してください。
配備されているモジュールのWebアプリケーション名が誤っている場合は、正しいWebアプリケーション名を指定して配備しなおしてください。
Servlet %s1 is not available
サーブレット %s1 が利用できません
[可変情報]
%s1:サーブレット名
[意味]
サーブレットが利用できません。
[原因]
コンテナログに出力されたメッセージを参照してください。
[利用者の対処]
コンテナログに出力されたメッセージを参照してください。
シングル・サインオン運用時のユーザの対処
[利用者の対処]
以下の対処を行ってください。
- 本メッセージの直前に、Webブラウザから通知されるステータスコードに500などが通知されていた場合は、直前に表示されたメッセージの対処を参照し、対処を行ってください。
- 業務サーバ管理者に問い合わせて、ブラウザのアドレス欄に表示されているURLが存在するか、または対象の保護リソース配下にコンテンツが存在するかを確認してください。
- ブラウザのアドレス欄に表示されているURLが、実際にアクセスしたURLと同じかどうか確認してください。異なる場合は、業務サーバ管理者に問い合わせ、操作内容を説明してください。
- 統合Windows認証を行っている場合は、WebブラウザとしてMicrosoft(R) Internet Explorerを使用しているか確認してください。
使用していない場合は、Microsoft(R) Internet Explorerを使用してください。使用している場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。
[業務サーバ管理者の対処]
以下の対処を行ってください。
- 利用者から通知されたURLが業務システムの[公開URL]であるか確認してください。(注1)
- 利用者が指定したリソースがサーバ上に存在しない場合、または利用者が指定したURLに誤りがある場合は、利用者に正しいURLにアクセスするよう指導してください。
- 利用者から通知されたURLが正しい場合は、業務サーバのアクセスログを参照して利用者からのアクセスが行われたか確認してください。
- 利用者からのアクセスが行われていた場合には、SSO管理者に問い合わせてください。
- 利用者から通知された保護リソース配下にコンテンツが存在するか確認してください。
- Interstage Security Directorと連携し、かつインターネット上のクライアントのみアクセス可能なシステムを構築する場合、業務システムのリバース設定で要求元URLと中継先URLのパス部分が同一かInterstage Security Directorの設定を確認してください。
- 利用者がフォーム認証ページにより認証操作を行っていた場合には、SSO管理者にフォーム認証ページの内容に誤りがないか問い合わせてください。
- 旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、業務サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注2)
- 上記対処を行っても解決しない場合は、SSO管理者に問い合わせてください。
[SSO管理者の対処]
以下の確認を行ってください。
- 業務サーバ管理者から通知されたURLが認証基盤のURLであるか確認してください。
- 統合Windows認証を行っている場合は、以下を行ってください。
- 統合Windows認証アプリケーションが配備されているか確認してください。
- 統合Windows認証アプリケーションが起動しているか確認してください。
- 認証サーバのシステムのログにシングル・サインオンのメッセージが出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージに対する[ユーザの対処]に従って対処してください。
- 利用者がフォーム認証ページにより認証操作を行っていた場合には、フォーム認証ページの内容に誤りがないか確認してください。(注3)
- 旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、リポジトリサーバ、または認証サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注2)
注1)[公開URL]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[業務システムの情報]を参照してください。
注2)各サーバの移行については、“移行ガイド”の“Interstage シングル・サインオンの移行”を参照してください。
注3)フォーム認証ページのカスタマイズ方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。
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