Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第11部 保守編 | > 第27章 バックアップコマンド |
ihsrestore − Interstage HTTP Serverの資源のリストア・移入
ihsrestore -d directory [-t pass|all] [-h host_table]
ihsrestoreコマンドは、ihsbackupコマンドでバックアップ・移出を行ったInterstage HTTP Serverの資源のリストア・移入を行います。
なお、V8/V7でバックアップ・移出した環境定義ファイルをリストア・移入する場合は、Apache 1.3ベースの定義からApache 2.0ベースに対応した定義に自動的に変換します。詳細については、“環境定義ファイルの変換について”を参照してください。
以下に、本コマンドのオプションと引数を説明します。
Interstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内で指定します。ihsbackupコマンドで指定したディレクトリ名を指定してください。
Interstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内の絶対パスで指定します。ihsbackupコマンドで指定したディレクトリ名を指定してください。
リストア・移入の対象とする資源を指定します。ihsbackupコマンド実行時に指定したオプションに応じて、以下のように指定できます。なお、リストア・移入の対象となる資源については、ihsbackupコマンドを参照してください。
|
ihsbackupコマンド実行時の指定 |
||
-tオプション省略 |
-t pass |
-t all |
|
本コマンドで指定可能なオプション |
-tオプション省略 |
-t pass |
-t all |
移入時に、ホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名を指定することにより、移入処理時に自動的にホスト名/IPアドレスを変換することができます。
指定するファイルは、以下のように記述します。
−コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
−半角スペース、タブは、無視します。
### Host IP conversion table ### # IP address conversion definition (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス) : # Host name conversion definition (変換前のホスト名) > (変換後のホスト名) : |
例)ホスト名およびIPアドレスを以下のように変換する場合
−変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
−変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”
−変換前:ホスト名“www.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“www.interstage.com”
−変換前:ホスト名“host1.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“host2.fujitsu.com”
### Host IP conversion table ### # IP address conversion definition 192.168.0.1 > 192.168.0.3 192.168.0.2 > 192.168.0.4 # Host name conversion definition www.fujitsu.com > www.interstage.com host1.fujitsu.com > host2.fujitsu.com |
なお、本オプションを省略した場合は、ホスト名/IPアドレスを変換しません。
Interstage HTTP Serverの資源をリストアします。
ihsrestore -d X:\Backup -t all |
Interstage HTTP Serverの資源をリストアします。
ihsrestore -d /backup -t all |
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