Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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10.17 esstartfctry
名前
esstartfctry − イベントファクトリの起動
形式
esstartfctry [-M system]
機能説明
イベントファクトリを起動します。
指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
-M system
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
− Interstage Business Application Server
注意事項

- イベントファクトリは、サービス画面([コントロールパネル]−[管理ツール]−[サービス])から以下のサービスを選択して開始することができます。
イベントファクトリ:"Eventfactory"サービス

- イベントファクトリ起動中にエラーメッセージ“es10014”(システム例外“NO_RESOURCES”、マイナーコードが“0x464a0073”)が出力されて起動に失敗した場合、イベントファクトリの停止処理が完了していない状態で二重にイベントファクトリを起動したために、内部情報に矛盾が発生した可能性があります。この場合、イベントファクトリの起動、停止ともに実行できない状態になりますので、Interstageを再起動して対処してください。
なお、本現象の発生を防止するには、以下の手順でイベントファクトリが停止されていることを確認したあと、イベントファクトリを起動するようにしてください。
- イベントファクトリの起動/停止状態を確認します。ここで、停止状態である場合は、問題ありません。

タスクマネージャでプロセス一覧を確認し、イメージ名にプロセス“esfactory.exe”が存在する場合は、イベントファクトリが起動中です。

psコマンドを以下のように実行し、プロセス“esfactory”が存在する場合は、イベントファクトリが起動中です。
ps -afe | grep esfactory
- 1.でイベントファクトリが起動中である場合は、esstopfctryコマンドでイベントファクトリを停止します。
esstopfctry -o off
- 再度、1.の手順でイベントファクトリの起動/停止状態を確認します。
使用例
イベントファクトリを起動します。
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