| Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド | 
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| 第9章 アプリケーションの作成(C API) | > 9.1 C APIの使用方法 | > 9.1.2 アプリケーションの処理手順 | 
セションのオープン/初期設定が完了したら、Interstage ディレクトリサービスにアクセスする前に、ユーザ認証を行う必要があります。ユーザ認証は、以下の関数を使用して行います。
LDAP V3プロトコルを使用する場合は、ユーザ認証を省略することができます。ユーザ認証を省略した場合、Interstage ディレクトリサービスへのアクセスは、アノニマス(匿名ユーザ)でのアクセスとして処理されます。
また、ldapssl_init()を使用してセションをオープンした場合、SSLによる安全な通信が可能になります。以下にセションのオープン/初期化とユーザ認証の組合せの表を示します。
| 
 組合せ  | 
 セションのオープン/初期設定  | 
 ユーザ認証  | 
 使用されるセションと認証方法  | 
|---|---|---|---|
| 
 a  | 
 ldap_init()  | 
 ldap_simple_bind() /  | 
 DN、パスワードを使用した簡易認証を行います。SSLの安全な通信経路は使用されません。  | 
| 
 b  | 
 ldapssl_init()  | 
 ldap_simple_bind() /  | 
 DN、パスワードを使用した簡易認証を行い、SSLの安全な通信経路が使用されます。  | 
表の組合せa、bについて、以下に説明します。
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