バッチ実行基盤の環境は、以下の2つの環境で構成されています。
バッチサーバ環境
バッチジョブ定義データベース環境
バッチ実行基盤の削除範囲には、以下の3つがあります。
バッチ実行基盤の環境の削除
バッチ実行基盤のすべての環境を削除します。
バッチ実行基盤を再セットアップする場合などに行います。
バッチジョブ定義データベースの削除
バッチジョブ定義データベースの配置場所を移動する場合などに行います。
ジョブの実行環境の削除
複数のジョブの実行環境が存在する場合に、1つのジョブの実行環境だけ削除します。
1つのジョブの実行環境が不要になった場合などに行います。
バッチ実行基盤の削除手順
バッチ実行基盤の削除手順について説明します。
バッチ実行基盤の削除を行う前に、バッチシステムの運用停止を行ってください。
バッチシステムの運用停止については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合”の“バッチシステムの運用停止”を参照してください。
バッチ実行基盤の削除手順を以下に示します。
以降では、上記のうちバッチジョブ定義データベース環境の削除について説明しています。
バッチジョブ定義データベース環境を削除する時に使用する、DDLファイルの一覧を以下に示します。
また、DDLファイルはrdbddlexコマンドの入力ファイルとなります。
作成/削除種別 | ファイル名 | 説明 | 編集 |
---|---|---|---|
データベースの削除 | btfwdrop_schema.ddl | スキーマ/表削除用SQL | 不可 |
btfwdrop_user.ddl | ユーザ削除用SQL | 不可 | |
btfwdrop_dbsp.ddl | データベーススペース削除用SQL | 不可 | |
btfwdrop_db.ddl | データベース削除用SQL | 不可 |
サンプルDDLファイルは以下の場所に格納しています。
サンプルDDLファイルは、任意の場所へ複写して使用してください。
ディレクトリ名: /etc/opt/FJSVibsbd/sample/ddl/symfoware