Interstage Application Server 移行ガイド
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第4章 Interstage Application Server V6からの移行> 4.10 CORBAサービスの移行

4.10.10 CORBA-Javaアプリケーションのオブジェクトリファレンス生成について

 CORBA-Javaサーバアプリケーションでオブジェクトリファレンスを動的生成した場合、使用可能なオブジェクトID(oid)はシステム内で一意となります。
 このため、デフォルトインスタンス方式のCORBA-Javaサーバアプリケーションをプロセス多重で動作させる場合、RequestProcessingポリシに“USE_DEFAULT_SERVANT”を指定していないPOA(rootPOAなど)を使用して動的に作成したオブジェクトリファレンスで、サーバアプリケーションを呼び出すと、システム例外OBJECT_NOT_EXISTが発生することがあります。
 デフォルトインスタンス方式のCORBA-Javaサーバアプリケーションをプロセス多重で動作させる場合、アプリケーションプログラムにおいて以下のオブジェクトリファレンスを使用してください。

 デフォルトインスタンス方式の詳細については、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“アプリケーションの開発(Java言語)”−“インスタンス管理とアプリケーション形態”−“アプリケーション形態の種別”を参照してください。


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