| Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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| 第4章 エントリの管理 |
Smart Repositoryのクライアントで使用できる検索フィルタ(RFC1558準拠)とその使用例を次に示します。
検索フィルタの文法は、以下のRFC文書に記述されています。

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(cn=User001) |
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(cn=Fujitsu*) |
|
(dnQualifier>=abc) |
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(cn=*) |
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(&(cn=User001)(sn=Fujitsu)) |
|
(|(givenName=User001)(givenName=User002)) |
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(!(cn=Fujitsu*)) |

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(|(givenName=User001)(givenName=User002)(mail=*)) |
検索フィルタの値に、検索する値として以下の特殊文字を指定する場合、その特殊文字を「\」(エンマーク)でエスケープします。
ldapsearchコマンドでは、1つのエスケープ文字「\」に続けて、16進数として指定する必要があります。
C APIでは、2つのエスケープ文字「\\」に続けて、16進数として指定する必要があります。
JNDIでは、16進数にする必要はありません。以下のように指定します。
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特殊文字 |
ldapsearchコマンド |
C API |
JNDI |
|---|---|---|---|
|
* |
\2a |
\\2a |
\\* |
|
( |
\28 |
\\28 |
\\( |
|
) |
\29 |
\\29 |
\\) |
|
\ |
\5c |
\\5c |
\\\\ |

検索フィルタの値に「富士通(株)」を指定する場合、以下のように指定します。
ldapsearchコマンド
|
"o=富士通\28株\29" |
C API
|
(o=富士通\\28株\\29) |
JNDI
|
(o=富士通\\(株\\)) |
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