Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第2章 環境構築(業務サーバ管理者編)> 2.1 環境構築の流れ

2.1.2 業務システム構築補助シートの利用

 業務システムの環境構築時に、Interstage管理コンソールに設定するサーバ間の接続情報の算出を支援する業務システム構築補助シート(Excelファイル)を提供しています。必要に応じて以下の格納先より取り出して使用してください。なお、使用方法については、本シート内の[利用手順]を参照してください。

業務システム構築シートのファイル名と格納先

 業務システム構築補助シートのファイル名
 SSO_Business.xls
 業務システム構築補助シートの格納先
 マニュアルCDの“ApplicationServer\tuning”フォルダ

業務システム構築補助シートの利用条件

 業務システム構築補助シートは、Microsoft(R) Excel 2000、Microsoft(R) Excel 2002、およびMicrosoft(R) Excel 2003に対応しており、ご使用のコンピュータに、Microsoft(R) Excel 2000、Microsoft(R) Excel 2002、またはMicrosoft(R) Excel 2003がインストールされている必要があります。
 また、本シートは、マクロを使用しています。ご利用にあたっては、あらかじめMicrosoft(R) Excelのセキュリティレベルを設定し、マクロを有効にする必要があります。セキュリティレベルの設定方法の詳細については、Microsoft(R) Excelのヘルプを参照してください。
 なお、Microsoft(R) Excelのセキュリティレベルを変更する場合は、変更に先立ってシステム管理者に相談してください。

 例として、以下にMicrosoft(R) Excel 2002で本シートを利用するための、セキュリティレベルの設定手順を記載します。

  1. Microsoft(R) Excel 2002を起動し、メニューバーから[ツール(T)] - [マクロ(M)] - [セキュリティ(S)]の順に選択します。
  2. マクロのセキュリティ設定画面が表示されますので、[セキュリティレベル]タブの[中(M)]を選択します。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
  4. Microsoft(R) Excelをいったん終了させ、再度起動します。
  5. メニューバーの[ファイル(F)] - [開く(O)]を選択し、業務システム構築補助シートを開きます。
  6. マクロの有効化を決定するダイアログが表示されますので、[マクロを有効にする(E)]ボタンをクリックし、マクロを有効にします。

 なお、本シート使用後は、必要に応じてセキュリティレベルを元に戻してください。


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