Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.4 性能監視ツール使用時に必要なシステム資源

5.4.1 システム構成情報の見積もり方法

 システム構成情報は、以下の見積もり式を参考に見積もり、見積もり値以上の値を設定してください。

システム構成情報

資源制御

見積もり

semsys:
seminfo_semmnu(*)(注1)

semsys:seminfo_semmnu >= 既存の値 + セマフォ数

セマフォ数 =
 性能監視ツール起動時に指定する共有メモリ量(MB) × 10 + 2
ただし、最大52

semsys:
seminfo_semmni

project.max-sem-ids

1を加算

semsys:
seminfo_ semmns(注1)

semsys:seminfo_semmnuと同じ値を加算
semsys:seminfo_semmnu は、(*)で見積もった値を元に比較します

semsys:
seminfo_ semmsl

process.max-sem-nsems

semsys:seminfo_semmnuと比較し大きな方の値を設定
semsys:seminfo_semmnu は、(*)で見積もった値を元に比較します

shmsys:
shminfo_shmmax

project.max-shm-memory

共有メモリ量の見積もり方法”を参照

shmsys:
shminfo_shmmni

project.max-shm-ids

1を加算

shmsys:
shminfo_shmmin(注2)

1を設定

shmsys:
shminfo_shmseg(注2)

1を加算

(注1)
Solaris 10以降の場合、指定する必要はありません。
(注2)
Solaris 9以降の場合、指定する必要はありません。

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