Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.2 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源(Solaris10の場合)> 5.2.10 Webサーバコネクタのシステム資源の設定

5.2.10.1 システムパラメタ

 Webサーバコネクタを使用する際には、以下のシステムパラメタのチューニングを行ってください。
 Webサーバコネクタの故障監視機能を使用する場合は、Webサーバコネクタで使用する資源にWebサーバコネクタの故障監視機能で使用する資源量を加算してください。

システムパラメタの変更方法

 “IPC資源の設定方法について”を参照してください。


 以降の説明で、「種類」の意味は以下のとおりです。

Webサーバコネクタ

 Webサーバコネクタを使用する場合に必要となるシステム資源について、以下に示します。

セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

semmni

project.max-sem-ids

加算値

((IJServerワークユニット数の合計値 + 1)×2) + 1

セマフォIDの数

semmsl

process.max-sem-nsems

設定値

4または、各IJServerワークユニットのプロセス多重度の最大値 + 1のどちらか一方の最大値以上

セマフォIDごとの最大セマフォ数

semopm

process.max-sem-ops

設定値

2以上

セマフォコールごとの最大操作数

Webサーバコネクタの故障監視機能

 Webサーバコネクタの故障監視機能を使用する場合に必要となるシステム資源について、以下に示します。

共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

shmmax

project.max-shm-memory

加算値

2,640,012以上

共用メモリの最大サイズ

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

1

共用メモリIDの数

セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

semmni

project.max-sem-ids

加算値

2

セマフォIDの数


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