Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.2 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源(Solaris10の場合)> 5.2.8 Interstage シングル・サインオンのシステム資源の設定

5.2.8.1 システムパラメタ

 Interstage シングル・サインオンが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。

システムパラメタの変更方法

 “IPC資源の設定方法について”を参照してください。


 以降の説明で、「種類」の意味は以下のとおりです。

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバ機能を使用する際のシステムパラメタのチューニング

共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

shmmax

project.max-shm-memory

加算値

26000000+((ロール数(注1)+ロールセット数(注2)+ロールセット数(注2)×ロール数(注1))×1024)×3+(164×サイト定義数(注3))

共用メモリの最大サイズ

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

13

システム全体の共用メモリセグメント数

(注1)
SSOリポジトリに定義したロールの総数
(注2)
SSOリポジトリに定義したロールセットの総数
(注3)
SSOリポジトリの保護リソースに登録したサイト定義の総数

セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

semmni

project.max-sem-ids

加算値

9

セマフォ識別子の最大数

 リポジトリサーバでは、“Smart Repository”を使用しています。“Smart Repository”で必要としているチューニングについては、“Smart Repositoryのシステム資源の設定”を参照してください。

Interstage シングル・サインオンの認証サーバ機能を使用する際のシステムパラメタのチューニング

共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

shmmax

project.max-shm-memory

加算値

14000000+保護パス数(注1)×2048以上

共用メモリの最大サイズ

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

6

システム全体の共用メモリセグメント数

(注1)
SSOリポジトリの保護リソースに登録した各サイト定義の保護パスの総数

セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

semmni

project.max-sem-ids

加算値

7

セマフォ識別子の最大数

Interstage シングル・サインオンの業務サーバ機能を使用する際のシステムパラメタのチューニング

共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

shmmax

project.max-shm-memory

加算値

15000000+(ロール数(注1)+1)×パス定義数(注2)×1200×2

共用メモリの最大サイズ

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

10

システム全体の共用メモリセグメント数

(注1)
SSOリポジトリに定義したロールの総数
(注2)
SSOリポジトリの保護リソースに登録したサイト定義に定義したパス定義数

セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

備考(内容)

semmni

project.max-sem-ids

加算値

業務サーバとして使用するWebサーバの起動数×6以上

セマフォ識別子の最大数


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