Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris -
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第3章 注意事項> 3.13 イベントサービスの注意事項

3.13.2 イベントサービスのアプリケーションの注意事項

 イベントサービスのアプリケーションは、以下の製品で開発することができます。

  1. イベントサービスのアプリケーションは、CORBAサービスのアプリケーションとして作成してください。
  2. イベントサービスのアプリケーションにおいて、pullメソッドおよびpull_waitメソッドを発行してイベントデータの待ち合わせ中の状態である場合に、disconnectメソッドを発行しないでください。その場合、pull_cancellメソッドを発行し、いったんイベントデータの待ち合わせを解除した後に、disconnectメソッドを発行してください。
  3. イベントサービスのアプリケーションにおいて、例外およびマイナーコードが通知された場合は、必ず“メッセージ集”の“CORBAサービスのマイナーコード”および“イベントサービスの例外情報/マイナーコード”を参照し、対処方法を確認してください。
    なお、pullまたはpull_waitメソッドを発行し、例外“COMM_FAILURE”およびマイナーコード“0x464a01c1または0x464a09c1”が通知された場合は、再度pullまたはpull_waitメソッドを発行できますが、他の例外およびマイナーコードが通知された場合は、再度pullまたはpull_waitメソッドを発行しないでください。
  4. イベントサービスのアプリケーションをスレッドモードで動作させる場合は、スレッド間でProxyオブジェクト(イベントチャネルと通信するためのインタフェースのオブジェクトリファレンス)を共有しないでください。個々のスレッドが一意のProxyオブジェクトを保持するようにしてください。

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