Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris -
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第3章 注意事項

3.10 Servletサービスの注意事項

Servletサービスの実行環境について

 Servletサービスの実行環境はTomcat4.1.24をベースとしています。
 Tomcat4.1.24とTomcat4.1.xの仕様の違いにより、Tomcat4.1.xで動作するServletもしくはJSPアプリケーションであっても動作しない場合があります。

Servletサービスのセション管理用クッキーについて

 WebサーバがSSL環境で動作している場合には、セション管理用クッキーに自動的にSecure属性を付加します。
 SSLアクセラレータを使用しておりWebサーバが非SSL(HTTP)で動作している場合にはSecure属性は自動的に付加しません。Secure属性を付加する方法については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“Servletサービスにおける環境設定”を参照してください。

 なお、クッキーによるセション管理はServletコンテナにより自動で行われます。アプリケーションでセション管理用クッキーの追加などの操作は行わないでください。セション継続やセキュリティ上の問題が発生する場合があります。

Servletサービスのチャンク形式エンコーディングについて

 Webサーバとして、Microsoft(R) Internet Information Servicesを利用する場合、Webアプリケーションに対してチャンク形式エンコーディングは適用できません。
 Webブラウザなどのクライアントアプリケーションからリクエストメッセージを送信するには、Content-lengthヘッダを指定するか、またはInterstage HTTP Serverを使用してください。


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