Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第4章 シングル・サインオンのカスタマイズ> 4.1 Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ

4.1.3 メッセージファイルのアクセス権限の設定

 メッセージファイルのアクセス権限の設定方法について以下に説明します。


 アクセス権限の設定には、エクスプローラを使用して、ユーザ、グループのアクセス許可を変更してください。
 アクセス権限の設定は、Administrator権限を持ったユーザで行ってください。


 アクセス権限の設定には、chmodコマンドや、chownコマンドを使用します。
 アクセス権限の設定は、スーパユーザ(root)で行ってください。


認可時に発生するエラー要因に対するメッセージファイルのアクセス権限


 使用しているWebサーバの種類によって設定内容が異なります。

[Microsoft(R) Internet Information Services 6.0]

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アクセス権限の設定内容

Webブラウザに表示するメッセージファイル

Administrators、SYSTEMおよびアプリケーション プールのアプリケーション プール IDに指定したアカウント、またはユーザに対してだけ、フルコントロールを許可してください。

 Microsoft(R) Internet Information Servicesの設定については、Microsoft(R) Internet Information Servicesの“インターネット インフォメーション サービス”の“ヘルプ(H)”の“トピックの検索(H)”を参照してください。

[上記以外]

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アクセス権限の設定内容

Webブラウザに表示するメッセージファイル

Administrators、SYSTEMに対してだけ、フルコントロールを許可してください。


 使用しているWebサーバの種類によって、設定内容が異なります。

[Interstage HTTP Server]

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アクセス権限の設定内容

Webブラウザに表示するメッセージファイル

アクセス権モードを0600に設定して、nobodyなど、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)でユーザ名(User)に指定した実効ユーザだけread、writeを許可してください。

[Sun ONE Web Server Enterprise Edition]

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アクセス権限の設定内容

Webブラウザに表示するメッセージファイル

アクセス権モードを0600に設定して、nobodyなど、Sun ONE Web Server Enterprise Editionの定義ファイル(magnus.conf)でユーザアカウント(User)に指定した実効ユーザだけread、writeを許可してください。


 1台のマシンで複数のWebサーバを運用している場合は、実効ユーザを以下のように設定し、メッセージファイルのアクセス権モードを0600に設定して、実効ユーザだけread、writeを許可してください。

 なお、実効ユーザの設定については、“業務サーバのWebサーバの実効ユーザを変更する場合”を参照してください。

[Interstage HTTP Server]

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アクセス権限の設定内容

Webブラウザに表示するメッセージファイル

アクセス権モードを0600に設定して、nobodyなど、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)でユーザ名(User)に指定した実効ユーザだけread、writeを許可してください。


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