| Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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| 第1章 障害調査資料の採取 |
CORBAサービスは、CORBAアプリケーションの動作状態をログ採取することができます。
CORBAサービスのログには「アクセスログ」、「プロセスログ」、「エラーログ」、「インフォメーションログ」の4種類があり、それぞれ、CORBAアプリケーションのメソッド発行によるアクセスログ、プロセスの起動・停止状態、エラー情報、正常系の情報が採取されます。採取されたデータはログファイルに出力されます。
採取されたログにより、運用中のトラブル発生時の原因究明に役立てることができます。
CORBAサービスの4種類のログについて、以下に説明します。
CORBAアプリケーションのメソッド動作中のログ(送受信処理のトレース)がサーバ側で採取されます。何らかの原因によりクライアント/サーバ間のメソッド送受信処理が中断・停止してしまった場合に、どの処理まで正常に行われているか確認することができます。
CORBAアプリケーションの起動時・終了時に、そのプロセスIDとコマンド実行文が採取されます。
エラーなどが発生した場合に、プロセスの特定が容易になります。
CORBAアプリケーションの異常系の情報がエラーログとして採取されます。
従来、イベントログに出力されなかった情報が採取されるので、エラー原因の特定が容易になります。
CORBAアプリケーションの正常系の情報(自動拡張処理など)がインフォメーションログとして採取されます。
自動拡張処理などの処理が正常に動作しているかを確認することができます。
1.6.1 アクセスログのデータ
1.6.2 プロセスログのデータ
1.6.3 エラーログ
1.6.4 インフォメーションログ
1.6.5 アクセスログ採取レベル(access_log_levelパラメタ)
1.6.6 ログ採取のためのアプリケーション開発
1.6.7 ログ採取環境(configファイルの設定)
1.6.8 ログ採取環境の動的変更(odcntllogコマンド)
1.6.9 出力結果の見方
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