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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

3.1 ユーザーの種類

Information Integratorで管理するリソース(定義、データ)に対しては、Information Integrator内で利用者権限を設定し、リソース操作ごとに認証することで、リソースの保護を行います。

Information Integratorを利用するためのユーザーの種類には、以下があります。

Information Integrator特権ユーザー

Information Integratorのすべてのリソース操作が可能なユーザーです。

定義操作ユーザー

デザインシートの定義操作ができるユーザーです。

ポイント

Windowsの場合、Information Integratorの各操作を実行する利用者ID(特権ユーザー、定義操作ユーザー)は、Administratorsグループに属している必要があります。また、この利用者IDに以下の権限を付与しておく必要があります。

  • オペレーティングシステムの一部として機能

  • クォータの増加(プロセスのメモリ クォータの増加)

    ※Administratorsグループであれば、デフォルトで付与されます。

  • サービスとしてログオン

  • トークンオブジェクトの作成

  • プロセスレベルトークンの置き換え

権限を付与する手順を以下に示します。

  1. コントロールパネルの管理ツールのローカルセキュリティポリシーを開きます。

  2. [セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]で該当のポリシーを選択し、利用者IDを追加します。