Information Integratorで管理するリソース(定義、データ)に対しては、Information Integrator内で利用者権限を設定し、リソース操作ごとに認証することで、リソースの保護を行います。
Information Integratorを利用するためのユーザーの種類には、以下があります。
Information Integrator特権ユーザー
Information Integratorのすべてのリソース操作が可能なユーザーです。
定義操作ユーザー
デザインシートの定義操作ができるユーザーです。
ポイント
Windowsの場合、Information Integratorの各操作を実行する利用者ID(特権ユーザー、定義操作ユーザー)は、Administratorsグループに属している必要があります。また、この利用者IDに以下の権限を付与しておく必要があります。
オペレーティングシステムの一部として機能
クォータの増加(プロセスのメモリ クォータの増加)
※Administratorsグループであれば、デフォルトで付与されます。
サービスとしてログオン
トークンオブジェクトの作成
プロセスレベルトークンの置き換え
権限を付与する手順を以下に示します。
コントロールパネルの管理ツールのローカルセキュリティポリシーを開きます。
[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]で該当のポリシーを選択し、利用者IDを追加します。