製品インストールから運用までの流れを以下に示します。
図2.1 運用までの流れ
製品インストール
Information Integratorをインストールします。以下をそれぞれインストールしてください。インストール方法については、“ソフトウェア説明書”、または“インストールガイド”を参照してください。
Information Integratorサーバ
Information Integratorクライアント(定義管理クライアント)
設計
運用環境を設計します。Information Integratorでは、以下の項目を設計します。
データの収集、変換、配付などデータ統合の一連の処理(処理プロセス)と、環境を設計します。
ユーザー設計
Information Integratorを利用するユーザーを設計します。
役割に応じて、2種類(Information Integrator特権ユーザーと、定義操作ユーザー)を用意します。
処理プロセスの設計
データの収集、変換、配付などデータ統合の一連の処理(処理プロセス)を設計します。
処理プロセスは、Excelベースの定義シート(デザインシート)に必要な項目を入力することで、設計できます。
動作環境の設計
各処理の多重度制御や、利用するデータベースの環境を設計します。
セキュリティの設計
システムを運用するためのセキュリティについての設計をします。
環境セットアップ
設計に基づいて、Information Integratorの利用環境をセットアップします。
セットアップには、処理プロセスの内容が記述されたデザインシートをInformation Integratorサーバに定義登録するまでのセットアップと、Information Integratorサーバの運用を開始するまでのセットアップの2段階があります。
運用開始
定義した運用スケジュールに沿って、データ統合処理の運用を開始します。
運用開始後は、運用管理クライアントで、運用が正常に経過していることを確認できます。