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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

1.7 プラグイン

既存システムに使用していた変換アプリケーションや、各種拡張ツールをプラグイン機能により、Information Integratorに組み込むことができます。

図1.18 プラグインのイメージ

組み込むことができるアプリケーションは、以下のとおりです。

表1.13 プラグインで利用可能なアプリケーション

プラットフォーム

利用可能なアプリケーション

Windows

exe/bat形式(実行可能形式)。

コマンドプロンプトから実行可能なバイナリ・プログラム、およびスクリプト(バッチファイル形式)

Unix

コンソールより実行可能なバイナリ・プログラム、および各種スクリプト

注意

以下のプログラムについては実行できません。

  • Windowsの場合

    • ウィンドウが存在するプログラムまたはコマンドなど(notepadなど)

    • ATコマンドの実行で正常動作しないプログラムまたはコマンドなど

    • schtasksコマンドの実行で正常動作しないプログラムまたはコマンドなど

    • Windows PowerShellで作成されたシェル・スクリプト

  • UNIXの場合

    • 制御端末が必要なコマンド(passwdなど)

    • フルスクリーン系のコマンド(viなど)

組み込み可能なアプリケーションについて

組み込み可能なアプリケーションは、以下のとおりです。

入出力パラメタ

入出力パラメタは、以下のいずれかの方法で指定します。

環境変数

設定可能です。

処理完了の待ち合わせについて

Information Integratorサーバでは、以下のいずれかの処理形態をとります。

アプリケーションの処理完了を待ち合わせてから、以降の処理を行う形態の場合、アプリケーション内に、以下の指定方法で復帰値を返却します。

なお、判定の基準となる「終了コード」は、デザインシートのプラグインシートに設定します。

表1.15 指定可能な復帰値

指定方法

説明

すべて

常に正常と判断します。

= 終了コード

指定された終了コードの場合に、正常終了したとみなします。

> 終了コード

指定された終了コードより大きい場合に正常終了とみなします。

< 終了コード

指定された終了コードより小さい場合に正常終了とみなします。

アプリケーションの利用権限について

アプリケーションを格納するディレクトリおよびアプリケーションは、Information Integrator特権ユーザーがアクセス可能な状態にしてください。