ここでは、電力採取対象装置から採取する消費電力データの概要について説明します。
本製品は、電力監視デバイスの場合は採取した電流値(A)と、登録時に設定された電源電圧(V)を元に、消費電力データとして電力(W)と電力量(Wh)を算出します。シャーシ、サーバの場合は採取した電力(W)から電力量(Wh)を算出します。消費電力データは、CSV形式で出力されます。
CSV形式の消費電力データを、Excelなどの外部ツールを利用してグラフ化や集計を行うことで、電力監視環境に登録された電力採取対象装置の消費電力の可視化も行えます。
参考
本製品で算出する消費電力は、電流(A)と電圧(V)を掛けた値としています。一般的に、消費電力は、電流と電圧と力率(電流と電圧の位相差を"θ"とすると"cosθ"で表される)を掛けた値です。
注意
消費電力データの値は、電力の消費状況を知るための目安として利用してください。課金といった厳密な電力使用量としては利用できません。