ここでは、サーバ部品の交換について説明します。
NICの交換
NICの交換は、「9.4 サーバの交換」と同じ手順で行います。
「9.4 サーバの交換」を参照してください。
NICを交換する管理対象サーバの基本ソフトウェアがRed Hat Enterprise Linux 5またはCitrix XenServerである場合は、「9.4 サーバの交換」の完了後に、管理対象サーバにOSの管理者権限でログインし、以下のコマンドを実行してください。
# /usr/local/sbin/macbindconfig update <RETURN> |
【Xen】
Citrix XenServerの場合、コンソールからログインして以下のコマンドを実行してください。実行後、Citrix XenServerのマニュアルを参照してXenServerを再インストールしてください。
# /usr/local/sbin/macbindconfig update <RETURN> |
Red Hat Enterprise Linux 5のLinux仮想マシン機能の場合、以下の手順を行ってください。
以下のコマンドでxendデーモンの自動起動指定を無効にしたあと、管理対象サーバを再起動します。
# chkconfig xend off <RETURN> |
再起動完了後、以下のコマンドでMACアドレスのバインド設定を更新し、xendデーモンの自動起動指定を有効にしたあと、xendデーモンを起動します。
# /usr/local/sbin/macbindconfig update <RETURN> |
HBAの交換
HBAの交換は、「9.4 サーバの交換」と同じ手順で行います。
「9.4 サーバの交換」を参照してください。
I/O仮想を設定している場合は、自動的に交換したHBAにWWNを引き継ぎます。そのため、ストレージ側のアクセスパスの変更は必要ありません。
起動ディスクの交換(SANブート以外の場合)
以下の手順で、起動ディスクを交換します。
故障した起動ディスクを交換します。
起動ディスクのデータをバックアップしている場合は、リストアします。
参考
本製品のバックアップ・リストアを使用することもできます。
詳細については、「第8章 バックアップ・リストア」を参照してください。
その他サーバ内部品の交換
メモリなど他のサーバ内部品を交換する場合、本製品での操作は必要ありません。