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ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド

8.3 リストア

ここでは、バックアップしたシステムイメージをリストアする方法について説明します。

バックアップしたシステムイメージのリストアはコマンドによる操作も行えます。
詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「第4章 イメージ操作」を参照してください。


システムイメージのリストア

以下の手順で、システムイメージのリストアを行います。

  1. 管理対象サーバを保守モードに設定します。

    1. RCコンソールのリソースツリーで、保守モードに設定するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[設定]を選択します。

      [保守モードの設定]ダイアログが表示されます。

      リストアでは、管理対象サーバが自動的に再起動されるため、管理対象サーバ上の業務を停止してください。VMホストの場合は、動作しているすべてのVMゲストも併せて停止してください。

    2. <OK>ボタンをクリックします。

      管理対象サーバが保守モードに設定されます。

  2. システムイメージをリストアします。

    • リソースツリーから操作する場合

      1. RCコンソールのリソースツリーで、リストア対象のサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[バックアップリストア]-[リストア]を選択します。

        [リストア]ダイアログが表示されます。

      2. [リストア]ダイアログでリストアするシステムイメージを選択し、<OK>ボタンをクリックします。

        システムイメージがリストアされます。

    • イメージ一覧から操作する場合

      1. RCコンソールで、[イメージ一覧]タブを選択します。

        システムイメージ一覧が表示されます。

      2. システムイメージ一覧で、リストアしたいシステムイメージを右クリックし、表示されたメニューで[リストア]を選択します。

        [リストア]ダイアログが表示されます。

      3. <OK>ボタンをクリックします。

        システムイメージがリストアされます。

        VMホストのリストアを行った場合は、VMホストのバックアップ時にバックアップしたVMゲストのリストアを行ってください。
        VMゲストのリストア方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  3. 業務を再開する前に、保守モードを解除します。

    1. RCコンソールのリソースツリーで、運用モードに設定するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[解除]を選択します。

      [保守モードの解除]ダイアログが表示されます。

    2. <OK>ボタンをクリックします。

      管理対象サーバの保守モードが解除されます。

注意

サーバ仮想化ソフトウェアの高可用性機能を使用しているVMホストをリストアする場合、共有ディスク上にあるVMゲストをすべて他のVMホストに移動してからリストアしてください。
リストア時には、VMメンテナンスモードが自動的に設定されるので、VMホストをVMメンテナンスモードの設定が可能な状態にしてください。
リストアしたあとは、他のVMホストに移動したVMゲストを元のVMホストに戻してください。

VMゲストの移動方法、およびVMメンテナンスモードの詳細については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアル、および「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「A.3 利用する製品別の機能」を参照してください。