ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド

3.5.2 VMゲスト

VMゲストの電源操作を行う場合は、対象のVMゲストを管理しているVMホストのOSアイコンをクリックして、VMゲスト一覧を表示します。
このVMゲスト一覧の各VMゲストに表示されている電源ボタンをクリックすることで、サーバブレードと同様の電源操作ができます。

表3.16 VMゲストの電源ボタンと操作

電源ボタン

状態

操作

灰色(消灯)

電源OFF

クリックすると電源ON操作ができます。

緑(点灯)

電源ON

クリックすると電源OFFまたはリブート操作ができます。

注意

  • VMゲストをシャットダウンするためには、事前設定が必要です。
    事前設定されていないVMゲストに対してOFFやリブートを選択すると、シャットダウンが行えず、実行した処理がエラーになります。
    詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「A.2 利用する製品別の設定」を参照してください。

  • VMゲストの電源操作を行った結果、VMゲストが他のVMホストに移動して実行した処理がエラーになる場合があります。詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「A.3 利用する製品別の機能」を参照してください。

  • VMホストの起動や停止の際にVMゲストも自動的に起動・停止させたい場合は、サーバ仮想化ソフトウェアの管理画面から、仮想マシンの起動とシャットダウンの設定を行います。
    詳細については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  • 電源操作を行う管理対象サーバがWindowsの際に、電源切断またはリブートの操作を行う場合は、以下に注意してください。

    • コンピュータの電源ボタンを押したときのアクションが、シャットダウン以外に設定されている場合、電源操作が正常に動作しない場合があります。
      Windowsのコントロール パネルで"電源オプション"を開き、[詳細設定]タブで設定を確認してください。

    • ログイン中のユーザがファイルを編集している場合、ファイルを保存するメッセージダイアログが表示され、すぐにシャットダウンされないことがあります。
      このような場合、ユーザが適切な操作を行うか、一定時間(5分程度)が経過するまでシャットダウンが実行されません。