マネージャの、クラスタサービスの削除の流れを以下に示します。
図B.3 マネージャサービスの設定解除の流れ
以下の手順で、マネージャのクラスタサービスの設定削除を行います。
プライマリノードでマネージャが動作していることを前提で説明します。
クラスタサービスの停止
[フェールオーバー クラスタ管理]画面を起動し、クラスタシステムに接続します。
マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"をオフラインにします。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。
マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"の共有ディスクをオンラインにします。
[フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"ディスク ドライブ"配下の共有ディスクを右クリックし、表示されたメニューで[このリソースをオンラインにする(B)]を選択します。
サービスリソースの削除
マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"のサービス、スクリプトおよびIPアドレスを削除します。
以下の手順で、"その他のリソース"のすべてのリソースを削除します。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]をクリックします。
[フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。
マネージャのアンインストール
「3.1.2 アンインストール【Windows】」を参照し、プライマリノードのマネージャをアンインストールします。
共有ディスクをセカンダリノードに割り当てます。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動(O)]-[1 - ノード ノード名 に移動]を選択します。
ノード名には、セカンダリノードの名前が表示されます。
セカンダリノードのマネージャをアンインストールします。
共有ディスクのファイル削除
エクスプローラで共有ディスク配下の"ドライブ名:\RCoordinator\"フォルダを削除します。
クラスタリソースの削除
マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"を削除します。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。