CORBA/SOAPゲートウェイを使用したシステム環境でSSL暗号化通信を行う場合、Webサービスのセキュリティ環境とCORBAサービスのSSL環境を構築する必要があります。
Windows Server 2003 EE(Itanium)ではCORBA/SOAPゲートウェイは対応していません。
(1)CORBA/SOAPサーバゲートウェイの場合
CORBA/SOAPサーバゲートウェイは、サーバシステム上でWebサービスのRPCサーバアプリケーションかつCORBAクライアントアプリケーションとして動作します。
WebサービスのSSL暗号化通信は、WebサーバのSSL環境構築(Interstage管理コンソールから[システム]>[Webサーバ]>[環境設定]>詳細設定[表示]中の“SSL定義”)で行います。詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。CORBAクライアントアプリケーションのSSL環境構築については、“第14章 CORBAサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。
(2)CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの場合
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイは、サーバシステム上でCORBAサーバアプリケーションかつWebサービスのRPCクライアントアプリケーションとして動作します。
WebサービスのSSL環境構築については、“ (1)Interstage証明書環境を使用する”を参照してください。CORBAサーバアプリケーションのSSL環境構築については、“第14章 CORBAサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。また“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“soapgwaddclgwコマンド”を合わせて参照してください。