Inbound Proxyを経由してネーミングサービスへアクセスする場合は、Inbound Proxyを設定したネーミングサービスのオブジェクトリファレンスが登録されたinit_svc/initial_servicesファイルをクライアントに配布する必要があります。
詳細については、“Interstage Security Director”のマニュアル(“IIOPアプリケーションゲートウェイ機能説明書”)を参照してください。
クライアントへのファイル配布後、以下の条件の場合にod10200メッセージ、od10300メッセージが出力される場合があります。
NTFSでフォーマットされたドライブでEveryoneグループにフルコントロールのアクセス許可が設定されていないフォルダに、Interstageがインストールされている場合。
一般ユーザ(Usersグループのみに所属するユーザ)による操作を行う場合は、Interstageインストールフォルダのプロパティで[セキュリティ]タブを表示し、該当ユーザに対するアクセス許可をフルコントロールに設定してください。
なお、Microsoft(R) Windows(R) XPでフォルダのプロパティに[セキュリティ]タブが表示されない場合は、次の手順を実行することで表示されます。
1.[スタート]-[コントロールパネル]から「フォルダオプション」を起動します。
2.[表示]タブから「簡易ファイルの共有を使用にする(推奨)」のチェックを解除して「OK」をクリックします。