Java DBの運用操作について説明します。
組み込み環境
組み込み環境の場合、Java VM上でJava DBのクラスをロードしたタイミングでデータベースが起動します。また、Java VMが停止するタイミングで、データベースも停止します。
クライアント/サーバ環境
Java DBの運用操作は、asadminコマンドのstart-databaseサブコマンドとstop-databaseサブコマンドで行います。詳細は、「11.1.19 データベース運用」を参照してください。
Java DBを起動する時は、以下を指定できます。
Java DBのホスト名またはIPアドレス
ネットワークインタフェースが複数存在した場合、指定したIPアドレスからだけアクセスを許可します。デフォルトは0.0.0.0が指定され、すべてのネットワークインタフェースからのアクセスを許可します。
Java DBのポート番号
クライアントからの接続を受け付けるポートを指定します。デフォルトは1527です。クライアントから接続する場合に、データベースに接続する時のURLに指定したポート番号を指定して接続します。
Java DBのシステムディレクトリ
Java DBのシステムディレクトリを指定します。詳細は、「A.3 Java DBのシステムディレクトリ」を参照してください。
startNetworkServerコマンドとstopNetworkServerコマンドによる運用操作は、動作保証外です。