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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

13.27.13 JDO76600番台のメッセージ

JDO76604: JNDI lookup for cmp-resource '{0}' failed.

[可変情報]

{0}:JDBCリソースのJNDI名

[意味]

以下のいずれかの場合があります。

  • Interstage EJB application deployment descriptor (sun-ejb-jar.xml)ファイルに定義したCMP Entity BeanのJDBCリソースのJNDI名に誤りがあります。

  • Interstage EJB application deployment descriptor (sun-ejb-jar.xml)ファイルに定義したCMP Entity BeanのJDBCリソースが定義されてない、またはIJServerクラスタに有効になっていません。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

Interstage EJB application deployment descriptor (sun-ejb-jar.xml)ファイルが正しいか確認してください。定義ファイルが正しい場合には、JDBCリソースが正しく定義されているか確認してください。

JDO76609: Got SQLException executing statement "{0}": {1}

[可変情報]

{0}:実行したSQL文
{1}:例外情報

[意味]

SQL文実行時にjava.sql.SQLExceptionが発生しました。

[システムの処理]

可変情報のSQL文の実行をスキップし、処理を継続します。

[ユーザの対処]

可変情報に出力されているデータベースから返却された例外情報を確認し、必要に応じて以下の対処を実行してください。

  • 可変情報に出力されたSQL文を再度実行してください。

  • テーブル自動生成機能を利用する場合は、アプリケーションの再配備を行ってください。

JDO76611:Cannot connect to database via JNDI name '{0}': {1}

[可変情報]

{0}:リソースのJNDI名
{1}:エラー詳細

[意味]

リソース{0}のデータベースに接続できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージ以降に続く、エラー詳細を参照してエラーの原因を取り除いてから、再度処理を実行してください。また、JDBCリソース定義に誤りがある可能性があります。sun-ejb-jar.xmlのリソース定義やアプリケーションを配備するIJServerクラスタのリソース定義を確認してください。

JDO76614: Deployment encountered SQL Exceptions: {0}

[可変情報]

{0}: 例外情報

[意味]

配備または配備解除時にjava.sql.SQLExceptionを検出しました。

[システムの処理]

可変情報の例外情報に記載されたSQL文の実行をスキップし、配備処理または配備解除処理を継続します。

[ユーザの対処]

続けて出力される可変情報の例外情報のメッセージを参照し、例外情報のメッセージの[ユーザの対処]に記載されている対処を実行してください。

メッセージの出力例(asadminコマンドを使用して配備操作を行った場合)を以下に示します。

Command deploy executed successfully with following warning messages: WARNING:

JDO76614: Deployment encountered SQL Exceptions:
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報

注) Interstate Java EE管理コンソールからの配備または配備解除の実行時に本メッセージが出力される場合、各メッセージの間の改行は出力されません。