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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

13.24.11 JAXWS2000番台のメッセージ

ERROR: ISJEE_JAXWS2006: An Exception occurred. {0}

[可変情報]

{0}:例外詳細情報

[意味]

Exceptionが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

例外の詳細情報に従って、エラーの発生原因を取り除いてください。

ERROR: ISJEE_JAXWS2007: An InvocationTargetException occurred. {0}

[可変情報]

{0}:例外詳細情報

[意味]

Webサービスアプリケーションで例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

例外の詳細情報に従って、エラーの発生原因を取り除いてください。

ERROR: ISJEE_JAXWS2008: An Exception occurred. {0}

[可変情報]

{0}:例外詳細情報

[意味]

Webサービスアプリケーションの呼び出し、またはレスポンスメッセージの作成で例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

主に以下の原因が考えられます。

  • 受信したリクエストメッセージの引数データに誤りがある。
    呼び出し元が、正しいWSDLに基づいて正しいメッセージを送信しているか確認してください。

  • Webサービスアプリケーションの資材に誤りがある。
    Webサービスアプリケーションまたはその公開対象のメソッドの引数に使用するクラスが、正しくインスタンス化できる資材になっているか、モジュールに正しく含まれて正しく配備されているか、確認してください。

上記以外の場合、例外の詳細情報に従って、エラーの発生原因を取り除いてください。

JAXWS2015: An ExceptionHasMessage occurred.

[意味]

例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

直後に出力されるメッセージを参照し、対処を行ってください。

JAXWS2016: An UnsupportedMediaException occurred.

[意味]

サポートされないMIME型を検出しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

直後に出力されるメッセージを参照し、対処を行ってください。
直後に何も出力されていない場合は以下の対処を行ってください。

  • Webサービスアプリケーション実行時に本メッセージが出力された場合

    • Webサービス利用者に提供しているWSDLに誤りがないか確認してください。

    • 接続先のURLに誤りがないかWebサービス利用者に問い合わせてください。

    • WSDLに従ったSOAPメッセージを送信しているかWebサービス利用者に問い合わせてください。

  • Webサービスクライアントアプリケーション実行時に本メッセージが出力された場合

    • 接続先のWebサービスが提供しているWSDLを利用してアプリケーションを開発しているか確認してください。

    • 接続先のURLを確認し、誤りがある場合は修正してください。

    • アプリケーションを確認し、利用しているAPIのパラメタや使用方法に誤りがある場合は修正してください。

    • WSDLに従ったSOAPメッセージを送信しているかWebサービス提供者に問い合わせてください。

ERROR: ISJEE_JAXWS2022: caught throwable

[意味]

例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

後に続くスタックトレースを参照して、必要な場合は対処を行ってください。

WARNING: ISJEE_JAXWS2027: An InvalidMapException occurred. {0}, Problem header:{1}, Reason: {2}

[可変情報]

{0}:詳細情報
以下のいずれかになります。

  • WS-Addressingの名前空間名がhttp://www.w3.org/2005/08/addressingの場合
    A header representing a Message Addressing Property is not valid and the message cannot be processed

  • WS-Addressingの名前空間名がhttp://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/08/addressingの場合
    A message information header is not valid and the message cannot be processed.

{1}:ヘッダ名
{2}:原因

[意味]

受信したSOAPリクエストのWS-Addressingヘッダに異常があります。

[原因]

以下の原因などが考えられます。

  • 原因{2}に"ActionMismatch"が含まれている場合
    SOAPActionヘッダに指定された値とWS-AddressingのActionヘッダに指定された値が一致しません。

  • 原因{2}に"InvalidCardinality"または"InvalidMessageInformationHeader"が含まれている場合
    WS-Addressingのヘッダ{1}が重複して指定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 原因{2}に"ActionMismatch"が含まれている場合
    SOAPリクエスト送信元で、SOAPActionヘッダに値を指定する場合には、WS-Addressingヘッダ{1}の値と一致させてください。

  • 原因{2}に"InvalidCardinality"または"InvalidMessageInformationHeader"が含まれている場合
    SOAPリクエスト送信元で、WS-Addressingヘッダ{1}を見直してください。

原因{2}に上記以外の内容が出力された場合には、SOAPリクエスト送信元で、原因{2}を参照し、WS-Addressingの仕様に従って対処を行ってください。

WARNING: ISJEE_JAXWS2028: A MapRequiredException occurred. {0}, Problem header:{1}

[可変情報]

{0}:詳細情報
以下のいずれかが出力されます。

  • WS-Addressingの名前空間名がhttp://www.w3.org/2005/08/addressingの場合
    A required header representing a Message Addressing Property is not present

  • WS-Addressingの名前空間名がhttp://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/08/addressingの場合
    A required message information header, To, MessageID, or Action, is not present.

{1}:ヘッダ名

[意味]

受信したSOAPリクエストのWS-Addressingヘッダに必須のヘッダが存在していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

SOAPリクエスト送信元で、WS-Addressingヘッダ{1}を見直してください。

INFO: ISJEE_JAXWS2040: An InvocationTargetException occurred. {0}

[可変情報]

{0}:例外詳細情報

[意味]

Webサービスアプリケーションは、アプリケーションで定義している例外をthrowしました。

[ユーザの対処]

アプリケーションの仕様に従って、必要な場合は対処を行ってください。

INFO: ISJEE_JAXWS2043: Sent Fault response.
faultcode:{0}

faultstring:{1}
{2}

[可変情報]

{0}:faultcodeタグの値
{1}:faultstringタグの値
{2}:SOAP 1.1のFault

[意味]

可変情報に出力されている内容のFault responseを送信しました。

[ユーザの対処]

可変情報に出力されている内容、および本メッセージの前に出力されたメッセージを参照して、必要な場合は対処を行ってください。

注意

  • Fault responseのサイズが256Kバイトを超える場合は、可変情報{2}は256Kバイトまでしか出力されません。

  • Fault response内に添付ファイルが含まれる場合は、可変情報{2}は出力されません。

INFO: ISJEE_JAXWS2044: Sent Fault response.
Code:{0}
Reason:{1}
{2}

[可変情報]

{0}:Codeタグの値
{1}:Reasonタグの値
{2}:SOAP 1.2のFault

[意味]

可変情報に出力されている内容のFault responseを送信しました。

[ユーザの対処]

可変情報に出力されている内容、および本メッセージの前に出力されたメッセージを参照して、必要な場合は対処を行ってください。

注意

  • Fault responseのサイズが256Kバイトを超える場合は、可変情報{2}は256Kバイトまでしか出力されません。

  • Fault response内に添付ファイルが含まれる場合は、可変情報{2}は出力されません。

INFO: ISJEE_JAXWS2046: Fault is created from this exception information.

[意味]

この例外情報からFaultを作成します。

INFO: ISJEE_JAXWS2047: Fault is created from this exception information.

[意味]

この例外情報からFaultを作成します。

INFO: ISJEE_JAXWS2048: Sent Fault response.
{0}

[可変情報]

{0}:SOAP 1.1のFault

[意味]

可変情報に出力されている内容のFault responseを送信しました。

[ユーザの対処]

可変情報に出力されている内容、および本メッセージの前に出力されたメッセージを参照して、必要な場合は対処を行ってください。

注意

  • Fault responseのサイズが256Kバイトを超える場合は、可変情報{0}は256Kバイトまでしか出力されません。

  • Fault response内に添付ファイルが含まれる場合は、可変情報{0}は出力されません。