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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

13.11.3 EJB6000番台のメッセージ

ERROR: ISJEE_EJB6035: Caught {0} while processing CMP beans for application [{1}]; module [{2}]: {3}. See log for details.

[可変情報]

{0}:内部例外情報
{1}:アプリケーション名
{2}:配備ファイル名
{3}:エラー情報

[意味]

CMP Entity Beanの配備処理中に異常が発生しました。

[システムの処理]

配備処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報のエラー情報に出力されている内容を確認し、原因を特定して対処してください。

ERROR: ISJEE_EJB6036: Caught {0} while processing CMP bean [{1}] for application [{2}]; module [{3}]: {4}. See log for details.

[可変情報]

{0}:例外クラス
{1}:EJBアプリケーション名
{2}:アプリケーション名
{3}:パス情報
{4}:詳細メッセージ

[意味]

CMP Entity Beanの配備処理に異常が発生しました。

[システムの処理]

Beanの配備処理を中止します。

[ユーザの対処]

可変情報に記述されているBeanの定義を見直してください。また、詳細メッセージやほかに出力されたメッセージをもとに原因を取り除いて、再度処理を実行してください。

INFO: ISJEE_EJB6038: **RemoteBusinessJndiName: {0}; remoteBusIntf: {1}

[可変情報]

{0}:JNDI名
{1}:ビジネスインタフェース名

[意味]

出力されるビジネスインタフェースにJNDI名を対応付けました。

ERROR: ISJEE_EJB6040: Invalid jndiName forappId={0}; moduleName={1}; ejbName={2}; jndiName={3}

[可変情報]

{0}:アプリケーション名
{1}:モジュール識別子
{2}:EJBアプリケーション名
{3}:指定されたJNDI名(指定されていない場合は出力されません。)

[意味]

JNDI名が不当です。

[システムの処理]

このアプリケーションの初期化処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報に出力される名前のアプリケーションのJNDI名が正しく指定されているか確認してください。

INFO: ISJEE_EJB6047: Rescheduling missed expiration for periodic timer {0} . Timer expirations should have been delivered starting at {1}

[可変情報]

{0}:EJBタイマー情報(注)
{1}:コールバックメソッドを実行するはずだった時刻

注):EJBタイマー情報には、スペース区切りで以下の情報が出力されます。

  1. EJBタイマーサービス用テーブルのTIMERID

  2. Enterprise JavaBean名

  3. EJBアプリケーション名

  4. EJBタイマーの状態("CREATED"…生成時、"SCHEDULED"…計画済み、"BEING_DELIVERED"…コールバックメソッド実行時、"CANCELLED"…キャンセル時)

  5. EJBタイマーの種別("PERIODIC"…繰り返し実行の場合、"SINGLE-ACTION"…1回のみ実行の場合)

  6. EJBタイマーサービス用テーブルのCONTAINERID

  7. EJBタイマーサービス用テーブルのINITIALEXPIRATIONRAW

  8. EJBタイマーサービス用テーブルのINTERVALDURATION

  9. Entity Beanの主キー(TimerオブジェクトがEntity Beanの場合のみ)

[意味]

繰り返し実行するEJBタイマー{0}のコールバックメソッドの実行時刻{1}を過ぎてしまったため、実行時刻を再設定します。

INFO: ISJEE_EJB6048: Rescheduling missed expiration for periodic timer {0}.  Last timer expiration occurred at {1}

[可変情報]

{0}:EJBタイマー情報 (注)
{1}:最後にコールバックメソッドを実行した日時

注):EJBタイマー情報には、スペース区切りで以下の情報が出力されます。

  1. EJBタイマーサービス用テーブルのTIMERID

  2. Enterprise JavaBean名

  3. EJBアプリケーション名

  4. EJBタイマーの状態("CREATED"…生成時、"SCHEDULED"…計画済み、"BEING_DELIVERED"…コールバックメソッド実行時、"CANCELLED"…キャンセル時)

  5. EJBタイマーの種別("PERIODIC"…繰り返し実行の場合、"SINGLE-ACTION"…1回のみ実行の場合)

  6. EJBタイマーサービス用テーブルのCONTAINERID

  7. EJBタイマーサービス用テーブルのINITIALEXPIRATIONRAW

  8. EJBタイマーサービス用テーブルのINTERVALDURATION

  9. Entity Beanの主キー(TimerオブジェクトがEntity Beanの場合のみ)

[意味]

繰り返し実行のEJBタイマーを再設定します。EJBタイマーのコールバックメソッドが最後に実行されたのは{1}でした。

INFO: ISJEE_EJB6053: **##[ejbCreate] bean has 2.x style ejbCreate: {0}

[可変情報]

{0}:メソッド情報

[意味]

EJB 2.x以前の形式のejbCreateメソッドが定義されています。インスタンス生成時に呼び出すコールバックメソッドとして登録しました。

INFO: ISJEE_EJB6063: Skipping destruction of SFSB {0} after @Remove method {1} due to (retainIfException == true) and exception {2}

[可変情報]

{0}:EJBアプリケーション名
{1}:メソッド名
{2}:例外情報

[意味]

{1}のメソッドで例外{2}が発生しましたが、@RemoveアノテーションのretainIfException要素にtrueが設定されているため、Stateful Session Beanの破棄は行いません。

WARNING: ISJEE_EJB6071: sfsb passivation error. Key: [{0}]

[可変情報]

{0}:識別子

[意味]

passivate処理中にエラーが発生しました。

[システムの処理]

passivate処理を中断します。

[ユーザの対処]

メッセージの直後に出力されているエラー情報を参照して対処してください。

WARNING: ISJEE_EJB6086: [{0}]: passivateEJB(), Exception caught ->

[可変情報]

{0}:削除ポリシーとBeanクラス名

[意味]

passivate処理中にエラーが発生しました。

[システムの処理]

passivate処理を中断します。

[ユーザの対処]

メッセージの直後に出力されているエラー情報を参照して対処してください。

ERROR: ISJEE_EJB6087: {0} : Cannot load from BACKUPSTORE FOR Key: <{1}>

[可変情報]

{0}:削除ポリシーとBeanクラス名
{1}:セションID

[意味]

呼び出されたセションはバックアップしたセションストアからロードできません。Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能によりセションストアに格納されたセション情報は削除されています。

[システムの処理]

呼び出し元に例外を返却します。

[ユーザの対処]

EJB 2.1の場合にはcreateメソッド、EJB 3以降の場合にはlookupメソッドの呼び出しから再度処理を実行してください。または、Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能の設定を見直してください。
IPCOMと連携したIIOP通信の負荷分散機能を利用している場合は、Stateful Session Beanを使用していないか確認してください。

注意

IPCOMと連携したIIOP通信の負荷分散機能を利用する場合は、Stateful Session Beanを使用できません。