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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

9.8.9 Message-driven Beanデフォルトプールの定義項目

定義項目

項目名

省略値

範囲

説明

再起動要否

(※)

Enterprise Beanインスタンスのプーリング

初期および最小プールサイズ

0

0~2147483647
(最大プールサイズ以下)

プールに確保するインスタンスの数です。
EJBアプリケーションへのアクセス時、またはアイドルタイムアウト監視処理時に、プールサイズが指定された数より少ない場合、EJBコンテナは処理スレッドとは別のスレッドでBeanインスタンスを生成してプールに追加します。生成数はプールサイズ変更量が適用されます。指定された値が最大プールサイズより大きい場合には、最大プールサイズを初期および最小プールサイズとみなします。
また、処理要求によりプールに存在するインスタンス数が指定した値より小さくなると、EJBコンテナはプールされたBeanインスタンスが指定された値になるまでBeanインスタンスを生成してプールに追加します。

最大プールサイズ

32

0~2147483647
(初期および最小プールサイズ以上、かつプールサイズ変更量以上)

プールされるBeanインスタンスの最大数です。
Beanインスタンスでの処理完了時にプールに存在するインスタンス数が指定された数の場合には、使用したBeanインスタンスをプールに戻さずに破棄します。
0を設定した場合はデフォルト値が設定されます。

プールサイズ変更量

8

0~2147483647
(最大プールサイズ以下)

一度に縮小または拡張するプールサイズです。最大プールサイズを超えたり、最小プールサイズを下回ることがないように、調整されます。
0を設定した場合、デフォルト値が設定されます。

アイドルタイムアウト

600

1~2147483647(秒)

プール内インスタンスの最大許容アイドル時間です。
EJBコンテナは設定値の間隔でプールを監視し、プールサイズを調整します(注)。
プール内インスタンス数が最小プールサイズ以上の場合、設定値よりも長くアクセスがなかったインスタンスを破棄します。
プール内インスタンス数が最小プールサイズ未満の場合、プールサイズ変更量に従いインスタンスを追加します。
0を設定した場合はデフォルト値が設定されます。

その他

追加プロパティ

  

  

本バージョンでは使用できません。

※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
    ○:再起動必要、×:再起動不要

注) プールの監視は指定値の間隔で実施しますが、起動後に1回行った後はEJBアプリケーションの使用状況を確認し、使用されていないBeanインスタンスはプールサイズを調整しません。

関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

3.6 EJBの提供機能

チューニング方法

7.7 EJBコンテナのチューニング

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  11.1.4.1 getサブコマンド
  11.1.4.2 setサブコマンド
  11.1.4.3 listサブコマンド

asadminコマンドでの定義項目名

11.18.3.8 configs.config.mdb-containerの定義項目