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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

9.7.1 接続サービスに関するプロパティ

プロパティ

構成情報

設定値

省略値

コマンドでの設定
(値の範囲)

imqbrokerd

imqcmd

imq.<serviceName>.max_threads (注1)(注2)

指定された接続サービスのスレッドプールに保持するスレッドの最大数を指定します。 (注3)

整数値

jms:
1000
admin:
10


(2~2147483647)

△ (注4)
(2~2147483647)

imq.<serviceName>.min_threads (注1)(注2)

指定された接続サービスのスレッドプールに保持するスレッドの最小数を指定します。

整数値

jms:
10
admin:
4


(0~2147483647)

△ (注5)
(0~2147483647)

imq.<serviceName>.threadpool_model (注1)

スレッドプール管理のスレッドモデルを指定します。

  • dedicated
    接続ごとに、受信用と送信用の2つの専用スレッドを使用します。

  • shared
    メッセージの送受信時に共有スレッドによって接続を処理します。

dedicated
shared

dedicated

×

imq.<serviceName>.tcp.port (注1)(注6)

指定された接続サービスのポート番号を指定します。

整数値

0 (注7)


(0~65535)

△ (注8)
(1~65535)

○:設定可能    △:別名で設定可能    ×:設定不可

1)

serviceNameには接続サービスを表す以下の値が指定できます。

  • admin

  • jms

接続サービスの詳細については、「3.15.4 接続サービス」を参照してください。

2)

max_threadsに設定する値は、min_threadsに設定する値以上の値を設定してください。

3)

以下の式で見積もって設定する必要があります。

  • threadpool_modelがdedicatedの場合
    (IJServerクラスタ多重度 +
    リソースとして作成したJMS接続ファクトリ数 +
    IJServerクラスタに配備されているMessage-driven Beanアプリケーション数 +
    JMS接続ファクトリに設定されている最大プールサイズ) × 2 以上

  • threadpool_modelがsharedの場合
    (IJServerクラスタ多重度 +
    リソースとして作成したJMS接続ファクトリ数 +
    IJServerクラスタに配備されているMessage-driven Beanアプリケーション数 +
    JMS接続ファクトリに設定されている最大プールサイズ) ÷ 32 以上

4)

imqcmdで設定する場合は、「-o maxThreads=設定値」を指定してください。

5)

imqcmdで設定する場合は、「-o minThreads=設定値」を指定してください。

注6)

adminサービスとjmsサービスに設定するポート番号は、それぞれ別のポート番号を指定してください。

7)

メッセージブローカ起動時に利用可能なポートを使用します。

8)

imqcmdで設定する場合は、「-o port=設定値」を指定してください。