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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

8.6 運用パターン

クラスタサービス上での運用パターンは、クラスタ製品が提供する機能に従います。
以下に、クラスタ製品ごとの運用パターンについて説明します。

表中の「切り替え」、「フェイルオーバ(操作時)」は、オペレータによる操作によりクラスタの切り替えを行うケース、「フェイルオーバ(異常発生時)」は、異常によりクラスタが自動的に切り替えられるケースです。

注意

クラスタ環境では、切り替え/フェイルオーバ時にInterstage Java EE管理コンソールの制御の引継ぎは行われません。必ず運用ノード切り替え後に、Interstage Java EE管理コンソールを再ログオンしてください。

PRIMECLUSTERの場合

クラスタシステムに対する操作

運用ノードの状態

待機ノードの状態

起動

停止→起動

停止

切り替え

起動→停止

停止→起動

交換

起動→停止

停止→起動

組み込み

起動

停止

停止

起動→停止

停止

フェイルオーバ(異常発生時)

起動→異常停止

停止→起動

フェイルオーバ発生後の復旧

異常停止→停止

起動

MSCSの場合

クラスタシステムに対する操作

運用ノードの状態

待機ノードの状態

起動

停止→起動

停止

フェイルオーバ(操作時)

起動→停止

停止→起動

停止

起動→停止

停止→停止

フェイルオーバ(異常発生時)

起動→異常停止

停止→起動

フェイルオーバ発生後の復旧

異常停止→待機

起動