IJServerクラスタへアプリケーションの配備を行った後のIJServerクラスタ起動時に、Interstage Java EE Node AgentサービスはIJServerクラスタの起動に必要な資産を展開するプロセスを起動します。
このプロセスの最大ヒープ領域サイズが不足した場合、展開後のIJServerクラスタの起動に必要な資産に不整合が発生する可能性があります。
以下のJava VMオプションを指定すると、IJServerクラスタの起動に必要な資産を展開するプロセスの最大ヒープ領域サイズをチューニングできます。
項目 | Java VMオプション |
---|---|
Java VMの最大ヒープ領域サイズ | -Xmx |
アプリケーションを展開するプロセスのJava VMオプションは、Interstage Java EE管理コンソール、およびasadminコマンドを使用して変更できます。詳細については、以下を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールヘルプ
「9.2 Interstage Java EE Node Agentサービスの定義項目」の「Node Agentの追加プロパティ」
手順
以下のプロパティを設定し、アプリケーション展開処理を実行するプロセスのヒープ領域サイズを設定します。
「Node Agentの追加プロパティ」のINSTANCE-SYNC-JVM-OPTIONS
例) asadmin set node-agent.ijna.property.INSTANCE-SYNC-JVM-OPTIONS=-Xmx256m
Interstage Java EE Node Agentサービスを再起動します。