IJServerクラスタの起動/停止/運用状態表示は、Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドにより行います。
操作方法の詳細については、以下を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールヘルプ
通常停止と強制停止
停止方法には通常停止と強制停止の2種類があり、強制停止の場合は以下の動作となります。
アプリケーションの終了待ちは行われません。クライアントから呼び出し中のアプリケーションについても、処理終了を待たずに停止されます。
ライフサイクルモジュールの停止処理が行われません。
各リソースの接続プールでプーリングされている接続の解放処理が行われません。
強制停止では上記のように各種回収処理が行われないため、回収されずに残存した資源を必要に応じて個別に回収してください。サーバーインスタンスが何かしらの理由により異常終了した場合も同様です。
JDBCリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、データベースもしくはJDBCドライバのマニュアルを参照してください。Java DBを使用している場合、サーバーインスタンスが停止したタイミングでシステム資源は回収されるため問題ありません。
コネクタリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、リソースアダプタ提供元のドキュメントを参照してください。
メッセージ
IJServerクラスタの起動/停止操作が正常終了した場合、システムログ/イベントログに以下のメッセージが出力されます。
操作 | メッセージ |
---|---|
IJServerクラスタ起動 | OM1015 |
IJServerクラスタ通常停止 | OM1016 |
IJServerクラスタ強制停止 | OM1017 |
メッセージの詳細については、「13.42.1 OM1000番台のメッセージ」を参照してください。