スレッドダンプを利用してアプリケーションのデバッグを行う方法です。
スレッドダンプは下記の採取契機に、10秒間隔で2回、IJServerクラスタのJava VMログへ出力されます。2回のスレッドダンプで変化がなかったスレッド上の動作アプリケーションで問題があることが検出できます。
スレッドダンプ採取契機
IJServerクラスタの起動時のタイムアウト
起動時実行クラス、サーブレットのinitメソッドなどIJServerクラスタの起動時に動作する処理に問題があるか、処理に時間がかかっている可能性があります。タイムアウト値は、「プロセス起動待ち時間」で設定します。
アプリケーションのタイムアウト
アプリケーションに問題があるか、処理に時間がかかっている可能性があります。タイムアウト値は、「アプリケーション最大処理時間」で設定します。
IJServerクラスタの強制停止時のタイムアウト
IJServerクラスタの強制停止で、「プロセス強制停止時間」を超過した場合、自動的にスレッドダンプが採取されます。タイムアウト値は、「プロセス強制停止時間」で設定します。
また、Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドを利用して、任意のタイミングでスレッドダンプを参照できます。
詳細は、Interstage Java EE管理コンソールヘルプ、およびasadminコマンドのgenerate-jvm-reportサブコマンドを参照してください。